FX用語の『約定力』って何?
FX初心者は、基本となるFX用語がわかりませんw
スルーするのも限界に感じてきたので、頻繁に出てくる重要なFX用語を調べてみました。
◆約定力って何?
FXトレードをしていると注文が通らない、決済が通らない、注文・決済がスリップしてしまう(希望のレートからずれてしまう)ことがよくあります。これは売買が集中したときのFX業者のシステムの処理能力によるものです。
その時のFX業者の処理能力。これが
約定力です。
約定力の強いFX業者
約定力の弱いFX業者
※
マネーパートナーズのHPより抜粋
<例えばこんなことが・・・>買いを入れている通貨が暴落しだした。早めの損切りをする為売りの決済を入れる。しかし、買いを入れている多くの人々が売っているので通らない。又は、スリップ設定のある業者では大きくスリップ設定しないと通らない。
<例えばこんなことが・・・>ある通貨が高騰しだした。今すぐ買って高騰しきった際に売り抜きたい。しかし、皆が買いに集中しているので通らない。決済出来ない!イライライラ!
【取引コスト=スプレッド+手数料+スリッページ】となるので、単純にスプレッドが低いから低コストにはなりません。
約定力の強い会社
【取引コスト1.2銭=スプレッド1.2銭+手数料0+スリッページ0】
約定力の弱い会社
【取引コスト5.0銭=スプレッド1.0銭+手数料0+スリッページ往復2.0銭×2】
スプレッドが低いFX業者にこしたことはありませんが、約定力が低いと上記のように大幅コストアップになることがあります。せっかく低コストにするためにスプレッドが1.0銭の業者を選らんだのにっ!となっては本末転倒ですね。
※業界最高の約定力を誇るマネーパートナーズによると、単純な処理能力だけでなく、「約定できるレートのみを表示しているから、約定拒否もスリッページも起きない」と解説してあります。約定力の低いFX業者は「注文があってから発注する為、約定拒否やスリッページが起きる」というわけですね。
◆スプレッド重視業者は約定力に欠ける傾向がある。
手数料無料、スプレッド1銭~とかいうスプレッド重視業者は、やはり約定力に欠ける傾向があります。
FX業者の利益の源である手数料・スプレッドが少ないものですから薄利多売になり、約定力向上の為の設備投資が不十分であるためと考えられます。これからFX業者は得た利益をそういった設備投資にまわすことによって顧客の信頼を得て残っていく業者になるでしょう。私たちの大切なお金を預ける業者ですのでこういったところを選びたいですね。
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◆今日のニュース 2011.7.4
[東京 4日 ロイター] 日米の重要な経済指標が相次いで景気改善の動きを示している。6月日銀短観で製造業の先行きがプラス転換したのに続き、6月米ISM製造業指数が予想外に上昇、市場心理の好転を後押しした。
日経平均は1万円を回復し、日本の長期金利も約2週間半ぶりの水準に上昇。ただ、これらの経済指標には景気の弱さを示す部分も内在しており、週末8日発表の6月米雇用統計に向け市場の反動も否定できない。
>日経平均が1万円台回復か・・・為替にはどういった影響があるんだろう。ニュースを見る目が変わってきた。
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2011-07-04 16:03
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