「オンリーエントリー法」EasySniper等の逆張りスキャル系EAの運用方法・リスク管理方法

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「オンリーエントリー法」EasySniper等の逆張りスキャル系EAの運用方法・リスク管理方法

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「オンリーエントリー法」EasySniper等の逆張りスキャル系EAの運用方法・リスク管理方法

EasySniper等逆張りスキャル系EAの運用方法・リスクヘッジについての考察。

今回は、一般的にも一番数が多いと思われる逆張りスキャル系EAについて考えてみたいと思います。

EasySniperに限らず、逆張りスキャル系EAの弱点はレンジブレイク後のトレンド相場。
逆に順張り系EAの弱点はトレンドブレイク後のレンジ相場ってことになります。

スキャルピングの観点でみると、相場はレンジで動くことが圧倒的に多い為、逆張り系EAの方がパフォーマンスが良くなることが多いようです。そして、スキャルピングという短いスパンで利益を出す為に「1分足」「5分足」「15分足」といったチャートが利用されます。つまり、EAは「60分足」「4時間足」「日足」「週足」等を認識してエントリーをしているわけではないのです。まあスキャル系EAなので当たり前ですよね。

でも・・・もしEAにこの長いスパンを認識させることが出来たら？

例えば「日足で見てみると、ここ一ヶ月ずっと下落相場。ロングのエントリーはしないで欲しいなあ」とか「最安値を更新して底まで行った。ここ数日は上昇相場だからショートのエントリーは止めて欲しい」といった運用者の意思をEAに認識させたい

簡単に言うと、長いスパンで見て「上昇トレンドなら買いエントリーのみ」「下降トレンドなら売りエントリーのみ」をEAにしてもらいたいわけです。

これってどうにかならないの？・・・なります。簡単なことでした。

これは本日（2011/09/28）のGBP/USDの60分足のチャートです。先週の大暴落で底を打った後、明らかな上昇トレンドになっています。週足を見ても久しぶりの陽線です。こんな時は当然ロングでエントリーしたいですよね。もちろんいつまた下降トレンドになるかなんてわかりません。でもこんな時にショートでエントリーするとリスクが高まるのは当たり前の話です。いったんレンジから抜けてしまうと戻ってくる可能性はかなり低いですからね。逆にロングでのエントリーなら、多少レンジして下降しても高確率で戻ってくるでしょう。かなり楽に利確できるのではないでしょうか。つまり、こういう時は「買い（ロング）エントリー」だけしてもらいたい！

ここからは手動での設定となります。といってもMT4上でチョチョイと変更するだけ。

MT4から「Expert Advisors」の「Properties」を開く。
Commonの欄を「Long＆Short」から「Only Long」もしくは「Only Short」に切り替える。これだけです。

何か自分が発見した！みたいな言い方してますが、もしかしたら、これってごく一般的なことかもしれないです

まあでも・・・ご存知ない方もいるかと思いますので、役に立てたらと思います。勝手ながら「オンリーエントリー法」と名前をつけちゃいます。

◆「オンリーエントリー法」のメリット
・逆張りスキャルピングに「大きなトレンド」を加味出来るので、勝率が圧倒的に上がる。
・利確するタイミングが早くなる。精神的ストレスが減る。
・リミット値を上げて大きく利益を取ることが出来る。
・ドローダウンのリスクが極端に低くなる。

◆「オンリーエントリー法」のデメリット
・エントリー数が減る！半減する？
・利益も減る。
・手動で「Only Long」「Only Short」を切り替えなければならない。
・トレンドを自分で見極める必要がある。

上記メリット・デメリットを見てもらっても分かる通り、「オンリーエントリー法」は「EAのリスクヘッジ」の一環となります。「利益を減らしてでもリスクを軽減する」といった考え方です。先日の大暴落の際にEasySniperがエントリーしたロングポジ・・・「これ・・・怖いなあ・・・」と感じてましたが案の定ドローダウンまで行っちゃいました。そんなリスクを避ける為の方法です。

当然エントリーの数は減るでしょうし、その分利益も減るでしょう。しかし、ドローダウンのリスクや精神的ストレスを考えると、メリットの方が大きいと思います。利益が少なくなる分はリミット値を大きくとってカバーするのも一つの手ですね。また「日銀の介入」等を想定して「オンリーエントリー法」を利用するのもいいと思います。例えば「ドル円5分足逆張り君」を「Only Long」に設定しておくと仮に「介入」が入っても被害を受けることはないでしょう。これで「ドル円5分足逆張り君」の唯一の弱点をカバーすることが出来ますね。

※トレンドの中でも、相場は上下を繰り返します。EasySniperのリミット値が推奨値の5で運用している人には関係のない方法だと思いますが、参考にして頂ければ幸いです。

と言うわけで、実験的に「EasySniper」を「オンリーエントリー法」で運用してみたいと思います。当然ですが・・・普通のレンジ相場ならこの方法を適用する必要は全くありませんよ～

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＜EasySniper1分足パラメータ＞※私の検証パラメータ
Period_B：30
ロット数：0.1（推奨値は＄500につき0.1Lot）
SL：300（ドローダウンは＄300）
TP：30（1回の勝ち分は＄30）（推奨値は5）
Slippage：5
Common：Only Long（状況により変更します）
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今週末には結果を報告しますね。宜しくお願いします。

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