こんにちは。管理人のasajiroです。
この間までお正月気分だったんですけど、あっという間に1月も半ばを過ぎましたね。最近時間が経つのがとても早く感じます。今日は筆休め。EAの検証はお休みにして、ちょっと最近の相場についての個人的な短観をお話したいと思います。お役に立てれば幸いです。
あと、毎度ですけど、初心者の方、シストレやってる方、またやりたいと思ってる方がいらっしゃいましたら、是非
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皆さんご存知の通り、現在の相場は「記録的な円高」「くすぶり続けるユーロ危機」がキーワード。今の相場を例えて言うなら、とてもか細い糸にぶら下がっているような状態。糸が切れたら、煮えたぎる地獄池にドッポン。必死に捕まってなんとか持ちこたえてる。助けてあげたいんだけど自分にもそんな余裕はない。そんなイメージです。
日足を見てみると一目瞭然ですが、ずっと下落トレンドのユーロドル。昨年10月時点では1.42台でしたが、年が明けて1.26台まで下落。たったの3ヶ月で1600pipsも下落していることになります。
年末に100円を切ったユーロ円。ここが底だ!とロングを入れた方も多かったと思いますが、年が明けて97円台まで下落。昨日100円台を回復しましたが、これからさらに上昇を続けるとは考えにくいですね。
最も激しい動きをするポンドドル。これも目線はショートなんですけど、実はユーロほど激しく動いてませんね。
ドル円は、最近もう「動かない通貨」って認識しちゃってます。それでもやっぱりジリジリと円高が進んでますよね。
気をつけないといけないのは、各通貨とも、
ここ数年での底値圏で相場が推移しているということです。
底値圏・・・最底値から数百pips内。これはEAを管理する上でも重々気をつけないといけない場所です。
極端な例を出すと・・・昨年の10月31日、日銀は単独での為替介入を行いましたが、用意した言い訳は「ドル円最高値の更新」でした。もちろん表向きにはそんなこと言いませんけどね。暗黙の了解というか・・・みんなが警戒している中での強行でした。
底値圏には・・・他にもたくさんのトラップがあります。まず
オプショントリガー。数多くのオプションが底値圏には存在し、このオプションに対する攻防も凄まじいようです。
そして、大量のストップ。ロングのポジションを持っている人が底値の下にストップを置くのは定石ですからね。ハンパない量のストップがあると推測されます。
さらに、逆指しのショート。大量のストップがあるのは分かってるんだから、逆指しの売り注文も大量にあるわけです。
もちろん、サポートラインとしての抵抗は最大級です。トレンドの転換点としての可能性も最も強い位置でしょう。
つまり、底値圏の値動きは、通常より激しくなる恐れがある!
ということです。サポートラインを抜ければドーンと落ちて行きますし、跳ね返されたり、再度ラインにぶつかったり・・・あっという間に100pips、200pipsと動いたりします。
というわけで。
①底値圏では、ストップ幅の広いEAは使用しない。
②底値圏では、ナンピン系EA・マーチン系EAは使用しない。
③底値圏では、Lot数を落としてリスクを軽減させる。
底値圏で自動売買を行う場合、この3つを頭に入れておくといいと思います。
結果何も起こらなくてもいいのです。未来に起こるかもしれないリスクを軽減させてやることが大事なんですね。
私個人はと言いますと、
年末からずっと「
EasySniper ver.2」「
JT-Greed」の運用はストップさせたままです。「EasySniper ver.2」は高い勝率を誇るとはいえ、ストップ幅が広いEAですからね。もっとフツーの相場の時に活躍してもらいます。「JT-Greed」は激しいナンピンEAです。レンジ相場には滅法強いけど、激しいトレンドが出たら致命傷となります。これも底値圏で使うべきEAではありません。
「
Forex Racco v2.00」は・・・トレンドを認識してエントリーするんで大丈夫だと思ってたんですけど、1月に入って連敗しちゃいましたね。このEAの場合は偶然だと思いますけど、もしかしたら底値圏は苦手なのかもしれません。
いずれにせよ、
自分で考えて、自分で判断して、自分で決断を下す!
というのが、システムトレードをやる上での必須項目であり、面白い所です。
例え判断を間違って損失を出したっていいんです。次に活かすことが出来れば。
私のブログやメルマガをご覧頂き、耳を傾けて頂いてる方なら、一度や二度の負けではビクともしない資金管理が出来ていると思います。目先のことは置いておいて、長~いスパンで考えましょうネ!
「Begin - 島人ぬ宝 Live」 ほんとに何度聞いてもいい曲です。
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2012-01-20 12:33
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