日銀金融政策決定会合が行われ、現行の異次元緩和の継続を全員一致で決定。
2014年末でのマネタリーベースは270兆円の予定。
こんにちは!ブログ管理人asajiroです。
昨年4月に、日銀黒田総裁が「異次元の金融緩和」を打ち出してもうすぐ1年になりますね。
その後日本のマネタリーベースはどうなったのでしょうか?
■マネタリーベースとは?
日本銀行が供給する通貨量の総額のことで、具体的には、現金通貨と日銀当座預金の合計です。
日銀はお金を印刷し、国債を売買することでマネタリーベースを操作します。
一般的には、不景気の時に資金供給量を増やし金融機関から国債を購入してマネタリーベースを拡大し、
景気が良くなってくれば国債を売り払ってマネタリーベースを縮小させます。
2013年3月には
134兆円だったマネタリーベースは、
2014年1月に
200兆円になりましたよ。
※
日銀HPより
こちら日銀のHPよりデータをダウンロードして見てたのですが・・・
1980年代のマネタリーベースなんてのは
20~40兆円前後。
バブルが弾けた1990年代でも
40~60兆円前後、
小泉内閣の構造改革があった2001年から急激にマネタリーベースが増えるわけですが、
それでも2010年まで
60~120兆円の間で推移していたのです。
それから、わずか数年で
200兆円に・・・
そして2014年末には
270兆円になる予定。
2年でマネタリーベースを倍にする!と言った黒田総裁の予定通りに進んでいます。
(消費税増税などの影響があった場合は、追加緩和も示唆)
私は経済の専門家じゃないので今後どうなるかなどサッパリ分かりません。
(こちら参考まで→
増えたマネタリーベース、増えなかったマネーサプライ)
分かりませんが、
このマネタリーベースの急増はやっぱり異常に見えてしまいます。
昔のアンパンマンは自分の顔を食べてもらうヒーローで、戦ったりしなかった・・・。
そんなにお金が増えたんですかねー?
目標が達成された後はどうやって引き締めるんですかねー?
日銀から金融機関にお金が回ってきても、
また安全資産である国債を買ってるだけなんじゃないの?
今回の金融政策決定会合で
「貸出支援制度の拡充」(企業への融資を支援する制度)も決定されたのですが、
企業への融資が進まない地方銀行などへのテコ入れが期待されているそうです。
日銀の想定より「企業への融資」が伸びてない現実があるようですね。
アメリカは天文学的数字の金融緩和を行ってますが、
それでも景気が良くなってるのかどうかよく分からんのが現状です。
アメリカ型の資本主義って・・・もう限界なんじゃないの?
そろそろ世界的デフォルトの嵐が吹き荒れるのでは?
先進諸国の現状を見てると、そんなことを考えちゃいますね。
キッカケになりそうなリスキー♪な国もありますし・・・。
とは言え、
アメリカ、欧州、中国も含めて世界中でお金を刷りまくってるわけで、
日本だけやらなかったら延々と円高が続いてしまうわけですから、
しょうがないと言えばしょうがないわけで。
果たして日本の未来は、世界の未来はどうなるんでしょうかねー。
現状、短期的にはアベノミクスに乗るべきだとは思いますが、
アベノミクスを絶対視するのはリスキー♪です。
いつ・・・「大暴落」なんてことが起きるか分かりませんよー。
政策や
景気や
世界情勢に関係なく、
「自力で稼ぐ力」を身につけましょう。
今後を生き抜く上で、これが一番大事なことだと思います。
【追伸】「日銀金融政策決定会合」の結果を好感して株が急伸。
毎回この発表がある時は株高・円安に振れやすいような気がします。
今回「成長支援融資を3.5兆円から7兆円へ2倍」という好材料があったのは確かですが・・・
「異次元緩和継続」を聞くと市場も安心するんですかね(笑)。
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2014-02-18 13:01
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