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浅次郎のFX自動売買ソフトで家を建てる話2

ウクライナ戦争勃発か?裏に隠されたアメリカ・ロシアの思惑は?

ウクライナに対するロシアの軍事介入が決議され、一触即発の事態へ。
クリミア自治共和国では親露政権がロシアに援助を要請。分離独立の気配が漂っています。



こんにちは!ブログ管理人asajiroです。



ウクライナ情勢が緊迫してます。

ウクライナにロシアが軍事介入



ウクライナを助けて.jpg



民衆は「HELP(助けて)UKRAINE」と助けを求めていますが、
ロシアから助けてと言ってるのでしょうか・・・。
それとも欧米には取り込まれたくないと言っているのでしょうか・・・。



私には何が正しいのか分かりません。



その土地の生活、民族、宗教、歴史、経済・・・
対立するにはするだけの確固たる理由があるはずで、
きっとどちらにも正義があるのだと思います。



ロシアのプーチン大統領は、
ウクライナに対し「ロシア系住民の保護」を理由に軍事介入を決断。



ウクライナ南部のクリミア自治共和国のアクショノフ首相は全軍を指揮下に置き、
プーチン大統領に支援を要請。



ウクライナ軍事介入.jpg
クリミア自治共和国の首都シンフェロポリの議会を警戒する武装兵。



ちなみに、このクリミア自治共和国というのは、
元々ロシア領だったのですが独立問題とか紆余曲折あって現在はウクライナ領。
しかし自治を認められているため、ウクライナとは政治的に別なのです。



このクリミア自治共和国は人口の60%がロシア系。25%がウクライナ系です。
世界の世論はロシアの軍事介入に概ね否定的ですが(私も基本反対ですが)、
このクリミア半島の多くの人達にとっては「大歓迎」の出来事なのです。



何故なら、親欧米政権になれば自分たちが迫害を受けるから。
すでに、過激なウクライナ民族主義者が各地で武装蜂起しているそうです。



ロシアの真の狙い・・・



まずは南部のクリミア自治共和国を分離独立させ、
力づくでウクライナを分断。



さらに地下資源が豊富で穀倉地帯である東部も分離独立させる。



そして確固たる親露政権を樹立させ西の壁とする狙いでしょう。
2008年の対グルジア戦争と同じパターンです。



もちろん、新ウクライナ政府・反ロシア・ウクライナ民族主義の人達はそれを阻もうとするわけですから、
いずれ武力衝突、流血騒ぎとなりかねません。



ロシア系移民にとっては天佑ですが、
その他の民族にとっては武力介入という名の侵略です。



また、このクリミア半島は軍事的な重要拠点でもあります。



現在クリミア半島のセヴァストポリにはロシアの黒海艦隊が駐留しているのですが、
(セヴァストポリはウクライナからロシアがお金を払って借りている)



親欧米政権になったら黒海艦隊は追い出されてしまう可能性が大。
さらに新ウクライナ政権がEUに加盟し、NATOに加盟したら、



やってくるのはアメリカ軍。



重要拠点であるクリミア半島にアメリカ軍の基地が作られてしまうのです。
今まで自陣だった所に敵の拠点が出来るわけで、大きな楔を打ち込まれる形。
これはロシア側はなんとしても避けたいわけですなー。



・・・



ちなみに、ロシア軍96万に対してウクライナ軍16万。



数や装備の面でも圧倒的にロシア軍が優位なのですが、
ウクライナ軍は先日まで親露政権に忠誠を誓っていたわけで、
新政府の命令通りに動くかすら怪しい限り。
早速、海軍トップのベレゾフスキー総司令官がロシア側に寝返ったそうな。



さらにはロシアはウクライナの生命線である「ガスの供給」を掌握しており、
これを止められると市民の生活は瞬く間に干上がります。



また、欧州もロシアの天然ガスに依存しているわけで・・・
欧州の本音はロシアとはあまり揉めたくない、という感じではないでしょうか。



ロシアの軍事介入を決議したプーチン大統領に対し、
オバマ大統領は「平和的手段で」と述べたそうですが、



問答無用でシリアを爆撃しようとした人がよう言うわ・・・。
(この時はプーチンに反対されたやろ)



ちなみにシリアの今はこんな感じ。



シリア食料配給.jpg



食料配給に長蛇の列。周りの建物は瓦礫の山。



こんな時こそ国際社会はリアルアンパンマンを派遣すべきだと思うんだけど。
国際連合は何やってんだ???



アンパンマン.jpg



そんで、



「ロシアによるウクライナの主権や領土の侵害は国際法に違反する!」



とアメリカ政府は声明を発表してるわけですが、
まあそれは正しい話で平和的解決を目指して欲しい所ですが、



プーチン大統領は話聞くかどうか怪しいもんですね。



ウクライナ情勢要人発言.jpg



元々今回の件は欧米側が仕掛けた話ですし、
(親露政権の打倒を企てたデモの裏には欧米がいる)



国際法なんてのは実は絶対的法的拘束力はなく、
大国が違反したからといってペナルティ無しですもん。



アメリカなんて国際法違反しまくりですけど、一切お咎め無しですよ。
(原爆投下然り、劣化ウラン弾然り。無差別爆撃然り。イラク戦争なんてなんの正義もなかった)
劣化ウラン弾についてはこちらの画像を。心臓が悪い人は見ない方がいいです。



そのくせ自分の都合のいい時だけ国際法を持ち出すから始末が悪いよなー。
まあ、ロシアも「約束は破るためにある」みたいな国ですから似たもの同士ですが。



しかし、シリアの時、オバマ大統領は議会の反対にあってシリア攻撃を止めたわけですが、
今回ロシアの上院は全会一致でウクライナへの軍事介入を認めたのだそうです。



ガッチリ一枚岩ってか・・・反対する人いなかったの?



ロシアの議会ってどーなってんだろ?



プーチン怖すぎ.jpg



(怖すぎて逆らえないのだろうか・・・)



プーチンマッチョ過ぎ.jpg



(見た目ヒョロヒョロかと思ったら、プーチンマッチョ過ぎ!)



プーチン怖すぎ2.jpg



(目が笑ってない)



・・・



おそらく、プーチンはオバマ大統領を弱腰!と見て軍事介入に踏み切ったのでは?
シリアの例もありますし、グルジアの時も結局欧米は何も出来ませんでしたから。



しかし!



ここで考えておいた方がいいのは、アメリカの「シェールガス革命」です。
アメリカが、シェールガスによるエネルギー支配を考えているのだとしたら?
ウクライナはもちろん、欧州全部をアメリカのシェールガス供給圏にしたいのだとしたら?



シェールガス革命が、アメリカ経済の救世主となれるかどうか・・・?
先を見据えた戦略が今、行われているのかもしれません。



・・・



すでにロシア軍は迅速に動いているようで(プーチン大統領の指示待ち)、
クリミア半島はほぼ掌握済みだとか。



ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は戦闘準備態勢に入るようウクライナ軍に指示。
(もちろんバックには欧米がいるわけだから、まずは国際世論を使ってイチャモンつけるでしょう)



こりゃ、一触即発。



何かの弾みでウクライナ戦争に発展するかもしれません。
そして、アメリカの出方次第では「世界大戦」なんてのも頭をよぎります。



しかし・・・こうやってウクライナの内情を見つめてみると、



世界では「軍事力」が重要だと思い知らされます。
ロシアは意のままにならぬから「軍事力」でもって物事の解決を図ろうとしてるわけです。
最終的にモノを言うのは「外交」でも「経済」でもなく問答無用の「軍事力」。



軍事力予算比.jpg



アメリカが世界の王として君臨しているのは世界最強の軍事力のおかげだし、
日本が経済大国でいられるのは日米同盟のおかげだし、
中国が台頭してきたのも軍事力のおかげでしょう。



軍事力さえあれば、
いざとなったら戦争起こして全てをチャラに出来るわけだし、
弱い所から「領土」「資源」「お金」を分捕ることだって出来るわけです。



現在、安倍政権によって、集団的自衛権の解釈見直しが進められてますが、
我々日本人もよーく考える必要がありますよ。



もちろん戦争なんぞ絶対にやってはいけませんが、
抑止力としての軍事力は持っておかないと・・・逆に戦争になってしまいます。



東アジアの軍事力比較.jpg
意外と少ない日本の軍事力。あれ?じゃあ何に使ってんの?



軍事力の均衡こそが平和をもたらすものだからです。



現解釈だと、



「アメリカがやられても日本は手出し出来ない」けど

「日本がやられたらアメリカの兵隊さん助けてね」



というかなり不平等な関係になってます。
仮に中国と日米が戦力対峙した時に、
日本軍は隣のアメリカ軍が攻撃されても反撃できないのです。



これではアメリカは本気で日本のタメに戦ってくれるはずもないですよ。
アメリカのタメに命を掛けてこそ、アメリカも日本のタメに戦ってくれるのではないでしょうか。



私達日本人って何故か「なんかあったらアメリカ兵が戦ってくれるんでしょ?」と思ってますが、
アメリカ人はそんなこと微塵も思ってませんよ。なんで日本人の為に戦わなアカンのですか。



「自衛隊がアメリカの戦争に巻き込まれる」といった懸念もありますが、
それが日本を守るタメに必要な戦争なら已む無しでしょうし、
必要ない戦争ならばNOと言えばよろしい。



毎日毎日、体を鍛え、武器の修練に励み、戦車に乗り、戦闘機の訓練をしている自衛隊の方々は、
イザという時に私達の為に戦ってくれるタメに存在するのであって、
私達はそれを誇りに思い、彼らを尊敬していればいいのだと思います。



ちなみに、集団的自衛権は国際法で全ての国に認められた権利です。
どんな国にも認められた権利です。
もちろん日本にも当然適用される権利です。



「権利は有するが実行は認められない」というのが今の憲法解釈。



これを「認めない」とか「平和憲法が!」とか言ってる政治家は、
お花畑系の方か、中国寄りの方でしょう。



中国は日本を軍国主義の国に仕立て上げてでも
「集団的自衛権の解釈見直しは阻止」したいでしょうからね。



お花畑系の政治家.jpg
コーギーかわええ。



平和ってなんだろ?



戦争の反対語・・・?



・・・じゃないですよ(笑)。



戦争や内戦で社会が乱れていないこと。
現実的には国家の抑止力が内外の脅威を抑止している状態。
史学的には戦間期とも表現され、戦争終結から次の戦争開始までの時間を意味する。



Wikipediaに書いてありますよ。



平和には国家の抑止力が絶対必要であり、
内向きの抑止力(警察)が無くなったら無政府状態に陥り、
外向きの抑止力(軍隊)が無くなったら他国からの侵略を誘発するのです。



軍事力の均衡が全くない平和は存在しない。
つまり戦争に対する備えなくして平和はあり得ないのです。



北朝鮮の脅威を除けば、東アジアはずっとこの均衡が保たれていたのですが、
現在、トホホなことにこの均衡を崩そうとしている国があるのですよ。



であれば、日本も均衡を保つためには対策(集団的自衛権)を取らざるを得ません。
じゃないと均衡が崩れて戦争になってしまうからです。



ウクライナもこの均衡が崩れたからロシアの軍事介入を招いたのであって、
この均衡を崩したのは・・・実は欧米側であって、
つまり、自分たちで騒ぎを起こしておきながら「ロシアはけしからん!」と言ってるわけであって、
何のためかと言ったら「ウクライナ」を欧米側に引き込むためであって、
その地下資源や穀倉地帯を手に入れ、ロシアへの防壁とするためであります。



世界は私達が思っているより不安定です。



そして今の平和な時間は「戦争と戦争の間」なのです。



・・・



最後にちょっと為替に関係することを書いておきますが、
そんなことにならないように願いますが、
もしウクライナ戦争勃発なんてことになったら、
リスク回避通貨である円は買われ株は売られるでしょう(今日もそんな感じでした)。



こうなるとアベノミクスとは逆行する形となりますので、
行き過ぎた場合は日銀が追加緩和などの対策をするかもしれません。



全てはアメリカのシナリオの上・・・ということも考えられます。



このブログでも「いつ何が(戦争が)起きてもおかしくない」とずっと言ってきました。
アメリカの財政はそれくらいギリギリの状態です。そろそろ得意の力技を出すかもしれません。



このウクライナ情勢も単なる欧米と露の綱引きと思ってると痛い目に会いまっせー。
物事には必ず表と裏があるのです。



これから注視すべきはアメリカの対応です。弱腰か強気か・・・
G7をボイコットする!とかG7共同声明と発表とか言ってますが・・・



さて、どうなりますやら。



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