パナマ文書の流出によりリスク回避の円高が進み、ドル円は一時107円台まで下落しましたが、4月8日朝・・・麻生財務相の口先介入より109円台まで上昇。しかし週末に掛けてまた円高が進んでいます。さて、日本政府の介入が噂されてますが、果たして単独介入があるのか?
こんにちは!ブログ管理人の浅次郎です。
パナマ文書の激震が続いています。
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パナマ文書の激震
すでにアイスランドのグンロングソン首相が辞任に追い込まれ、
イギリスのキャメロン首相もシドロモドロの弁解を行っていますよ。
法的に問題はない。
それはそうかもしれませんが、
自国の税金を逃れていたのは間違いなく、
それが一国の首相ともなれば、
法的に問題なくても
倫理的には大問題ですよねー。
もしキャメロン首相が辞任に追い込まれるようなことになると・・・
イギリスのEU離脱が現実味を帯びて来ます。
タダでさえ微妙なこの時機に、
EU残留派のキャメロン首相が居なくなれば・・・?
なんてことを考えてる人が裏に居てもおかしくないですよねえ。
そして、このパナマ文書には、
まだ多くの地雷が埋まってそうです。
開けてはならないパンドラの箱だったのか・・・。
で、
パナマ文書の激震と同時に、
リスク回避の円高が進んでいます。
前回、節目の110.70を割るか?なんて言ってましたが、
アッサリ割ったあと、一気に107円台まで急落。
4月8日朝の記者会見、麻生財務相が
「市場の動向を緊張感を持って見守っている。場合によっては必要な措置を取る」
と
「円売り介入」を匂わす発言(口先介入)をし、
一時109円まで巻き戻されましたが・・・
週末のニューヨーク時間には108円まで下落。
市場は一気に「介入」への警戒感を持ち始めています。
果たして
日本政府による「円売り介入」が行われるのでしょうか?
私はこれ以上急速に円高が進むなら・・・
「あり得る」と思っています。
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インタビュー:為替の偏った動きには対策の用意=菅官房長官
なぜなら
夏に選挙があるからです(衆参W選挙?)。
今の安倍政権の基盤は経済。
経済が良くなったのは為替が円安に振れた部分が大きく、
選挙前の景気の腰折れは絶対に避けたい!と安倍政権は考えています。
しかし、このまま円高が進み、
105円・・・ならまだしも
100円を割るようなことになったら?
ちょっとこれはピンチですよ。
というわけで、市場にも
「105円が介入ラインじゃね?」
という見方が出ているのです。
しかし、実際に介入するとなると国際社会の了承が必要です。
(とりわけアメリカの了承が必要。アメリカにとって円高ドル安は歓迎なのだ)
そのための言い分や大義名分も必要でしょう。
なので、実際に単独介入に踏み切るのは困難。
という見方もあるのです。
さて、どうなりますか・・・?
いずれにせよ、トレードを行う場合は
「介入」の可能性を考えておいた方がいいですね。
トレンドは円高ですが・・・
介入を信じて105円付近まで落ちたらロング!ってのも面白いかも。
あ、でも今
基本は円高ドル安ですよ。
来週の日本政府の動向にも気をつけましょう。
また「日銀レートチェックの噂」とか流れたら要注意ですよ。
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