2017年9月19~20日、FOMC(連邦公開市場委員会)が行われ、米FRBの資産縮小(バランスシートの改善)開始が発表されました。これでアメリカは金融正常化に向けた「最終段階」に入ります。さて、市場はドル高で反応しましたが、今後はどうなるのでしょうか?
こんにちは!ブログ管理人の浅次郎です。
2017年9月19~20日に行われたFOMCにて、
金融緩和政策によってい買い入れてきた約4.5兆ドルの金融資産(国債など)を
10月から縮小して行くことを発表しました。
読売新聞2017年9月22日より抜粋
4.5兆ドル・・・
約500兆円・・・すごいね。
国債等を購入することによって市場にお金をばら撒いて来たわけですが、
それらの金融資産を手放すことによって、ばら撒いたお金を懐に戻す・・・
みたいなイメージですね。
何でそうする必要があるかというと、
余ったお金が「物価上昇」を招き、
インフレーションなどの悪影響を与えるから。
という理屈です。
しかしね。
こんだけお金ばら撒いて来たのに、物価上がってないんだって。
確かに雇用は劇的に改善し、ほぼ完全雇用状態になってます。
株価も好調でNYダウはここ数年上がりっぱなし。
しかし賃金や物価は上がっておらず、
イエレン議長も、
「物価が上がらないのは謎だ。理由はハッキリわからない」
と発言しています。
謎って・・・(笑)
専門家がそんな言葉で片付けてええんかい!
それとも、
わかっているけど言えないのかな?
私は経済学者じゃないので、
「何故、物価が上がらないのか?」
なんて分かりません。
(なんとなく想像は付きますが)
ただ、同じような金融緩和政策を取っている・・・
ECB(欧州)も日銀(日本)も物価は上がっていませんので、
「金融緩和をしても物価が上がらない」
というのはもう間違いない事実なのではないかと。
(欧州は1.5%程度の物価上昇率ですが、それでも目標の2%に届いていない)
日銀は9月21日の金融政策決定会合で、
今まで通り「金融緩和続行」を決定しましたが、
金融緩和を続行するかどうかの是非は置いておいて、
物価上昇率の目標2%は取り下げた方がいいと思うけどね。
だって・・・もう無理じゃね?
で、
今後どうなるかというと、
現在ドル円は一方的な上昇トレンド。
FOMCで上昇した後に一旦調整が入った形ですが、
まだサポートラインの上であり、
外的要因が何もなければ
このまま114円位まで上昇するかもしれません。
現在のドル円は概ねこのレンジだけんな・・・。
しかし、北朝鮮情勢は相変わらず緊迫しておりますし、
ちょっと一方的過ぎる感もありますので、
サポートラインを割るようならちょっと落ちるかもしれませんね。
さて、どうなるかな。
来週は様子を見つつ、自動売買ONで。
>>>
次のページ(「天底チャートMT4」のご紹介!豪華特典「GOMAv2」付き。)
<<<
前のページ(解散総選挙2017と株と為替(ドル円)とその予想と。)
真面目な方、お金を稼ぎたい方は是非。
★
asajiroのFX自動売買講座です。
「損しない自動売買ソフトの選び方」「32分で1万円稼ぐ裏技」などプレゼント中!
コメント 0