2017年11月、メガバンク（大手都銀）が「人員削減」「店舗の統廃合」に舵を切り、フィンテック（ファイナンス・テクノロジー）・・・ITを駆使した金融サービスを強化していくことを発表しました。これは「AI・ロボット社会」が目の前に迫っていることを示します。さて、我々はどう対応していけばよいのでしょう？
こんにちは！ブログ管理人の浅次郎です。
メガバンク（大手都銀）が、
今後の経営戦略において「人員削減・店舗削減」に動くって話は、
皆さんも見聞きしていると思います。
これって実はめちゃくちゃ重要な話で。
つまり、都銀も地銀も今後の「新卒の大規模採用」は控え、
AI・ロボット化に加え、
「フィンテック」に力を入れていくということです。
→
フィンテックってなに？
「遅いわ！」
とホリエモンあたりは咆えてそうですが、
まあ・・・やっとメガバンクも重い腰を上げた感じですね。
これは都市部はもちろん、
地方の「雇用」にも大きく関わることでして、
銀行は文系エリートの主要就職先なんですよね。
しかし、今後は銀行への就職はとても厳しくなるってことです。
（みずほ銀行は19,000人削減すると言ってますが、これはリストラではなく、定年による自然減と新規採用減で対応すると言っています。つまり、採用数が大幅に減るということ。この流れは全銀行に波及すると思われます）
ただでさえ、金利の低下で収益が悪化しているのに加え、
これからの人口減は待ったなし。
銀行は「提携」「統合」によって生き残りを模索していますが、
さらなる「スリム化」が必要だと判断したわけですよ。
あ、ちょっと脱線しますが、
先日、
東京三菱UFJ銀行の熊本支店に行ったんですよ。
ちょっと話がややこしいのですが、聞いてもらえます？（笑）
通常の預金通帳だとね。
ネットからは「過去の履歴」を
「先月分」くらいまでしか見れないわけです。
この時点でもう、なんでやねん！って話ですが・・・
しかしそれを
「eco通帳」なるものに変更すると、
過去の口座履歴をネットで確認出来るっていうからね。
（確定申告で必要だからね）
そのeco通帳とやらに変えたんですよ。
そしたら確かに過去の履歴は見れるようになったのですが、
ある期間からある期間までが
「合算」と表示されて、
その期間の詳細が見れなくなったわけ。
もう・・・なんでやねん！
って話ですよ。
つか、「合算」する意味ってなんですの？
なんで合算しちゃうわけ？
だれか得するか？
店舗が遠くて、通帳記入出来ない人だっているでしょう？
勝手に合算すんじゃねぇぇぇ！
ってわけで、
くそ忙しいのにわざわざ車出して、街まで行って、
有料の駐車場に止めて（専用駐車場なし）、
イサ君抱っこしながらお店に行って経緯を説明したわけですよ。
「（中略）・・・とにかく、合算の部分を出してくれ！」
と。
そしたら・・・
「印鑑が必要です」
とサラリと言われたのです。
もう・・・なんでやねん！
って話ですよ。
別にお金を扱うわけじゃなし、
自分の通帳の履歴を開示してくれ！って言ってるだけなのに！
しかも銀行側が勝手に「合算」にしたんじゃねーかよ！
通帳記入に印鑑が必要か？
NOでしょう？
「持ってきてないです」
って言ったら、
「少々お待ちください」
と言って引っ込み、後ろにいる上司らしい人に相談。
「やっぱりムリみたいです」
「ムリも何も変なお願いしてるわけじゃないですよね？おたくが合算したところの詳細を出して欲しいって言ってるだけですよ」
「・・・」
みたいな押し問答を散々やった挙句、
結局、後日「郵送で送る」ということになったのですが、
そこはロボットじゃなく人間なんだから
もっと柔軟に対応してくれても良かったんじゃないかなーと思いますよ。
（本人が、本人の通帳持って来店してるんだからさ）
話が大きく脱線しましたが、
そもそもこれ・・・
最初から全て
「ネット」で完結する話でして、
今回のやり取りは全てが「無駄」。
当然、これと似たような無駄なやり取りは日本全国津々浦々で行われていて、
時間の無駄、人的資源の無駄ですよ。
そして、振込はスマホからチョチョイと出来るのであり、
今やコンビニが銀行の窓口化してる点も多々あり、
もう・・・銀行の窓口業務は必要性が薄くなって来てるんですな。
AI・ロボットで十分。
だと大手都銀の経営陣は判断したわけ。
→
文系大卒女子の就職率は下がる？
で、
何が重要かというと、
これから先数年で、
このAI・ロボット化が急速に進む！
ということです。
すでに、
ロボットホテル
介護ロボット
ロボットバーテンダー
など出現しており、
今後、ロボットの社会進出が留まることはないでしょう。
（ロボット費＜人件費となった時に全てが変わります）
何を考えておかねばならぬかと言えば、
「あなたの仕事がロボットに奪われないか？」
ということ。あるいは、
「そうなっても大丈夫なように準備をしておく」
ということが非常に重要になります。
「浅次郎さん、そんなことを言っても何をしていいのか分かりません！」
という方は、
何でもいいので何かを始めて下さい！
チャレンジし、
そして失敗しましょう！
その繰り返しだけが、
あなたを成長させ、
成功に導くのですから。
愚かなのは、失敗することじゃなく、
何もしないことですよ。
FXの自動売買なんてのは、まさに
「ロボットを操って儲けを出す」
ということなので、面白いと思いますけどねえ。
さて、
ロボット社会は目の前です。
便利なだけじゃないですからね。
ちゃんと対応・対策を練っておきましょう。
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