2018年6月8~9日、カナダのシャルルボワでG7サミットが行われ、アメリカの鉄・アルミニウム関税政策・保護貿易主義について議論されているようです。しかしこれは、実は「米中貿易戦争」の一環。困るのは過剰生産の大問題を抱えている中国。
どもども。浅次郎です。
カナダのシャルルボワってところで、
G7サミット(主要7カ国首脳会議)が行われていてね。
まあ、色々と議題があるんだろうけど、
メインとなっているのは、
アメリカの関税政策。
鉄・アルミニウムなどの輸入に対して関税を掛けるって話で、
欧州はコレに対して報復関税を掛けると言ってます。
しかし・・・実際、
欧州は、ほとんど
アメリカに鉄鋼・アルミニウムを輸出していないんですよ。
まあ、トルコ・ドイツは結構あるけどね。
これって一体どういうことなんだろうなあ・・・。
そもそも、このアメリカの関税政策の狙いは、
中国。
しかし、この輸入量の図を見ても分かる通り、
中国はそこまで大きいウエートを占めてるわけじゃないです。
鉄鋼で2%、アルミで9%に過ぎない・・・・
実は、これにはカラクリがあってね。
中国は、他の国を通して・・・
つまり、
間接的にアメリカに鉄鋼を輸出しているわけ。
その中身について詳しくはわかりませんが、
カナダ・ブラジル・韓国・メキシコ・・・
この辺は中国との関係が非常に深いのではないかと思われます。
この関税措置には日本も含まれるようですが、
例外を作りたくないのか?対日貿易赤字を気にしているのか?
どうも交渉の余地はなさそうですね。
で、この関税措置で困るのが中国。
今までも
「鉄の過剰生産」が国家的大問題になっていましたが、
今後さらに困りそうな感じです。
→
焦点:苦境の中国鉄鋼業、新天地求めアフリカ・南米に熱視線
というわけで、
今回のトランプ大統領の「鉄・アルミの輸入制限」は、
米中貿易戦争の一環でね。
今後、報復に報復を重ねるような事態になれば・・・
中国経済はどんどん行き詰まって行くことになるでしょう。
一時ほど騒がれていませんが、
チャイナリスクの炎は今尚燻り続けています。
バブルはいつか必ず弾ける・・・
え?
もう弾けてる???
注意を怠らないように。
(その時、円は買われる)
ではまた!
【追伸】6月13日はFOMC、14日はECB政策金利だからね。
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米朝会談、どうなるかな?
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