2018年6月12日、初の米朝首脳会談が行われましたが、為替的にはほとんど値動きなし。しかし、その後6月14日のECB政策金利発表にて「量的緩和の年内終了」が発表されると、一気にユーロ安ドル高へ。300pips近くの大幅値動きとなりました。こういう時、自動売買がストップがセオリー2～3日は様子を見ましょう。
どもども。浅次郎です。
6月12日に、初の米朝首脳会談が行われましたが・・・
結局、具体的なことは何も決まらず、
握手をして終わり。
・・・じゃなかった（笑）、
「完全非核化に取り組む」
という内容の共同声明を出して終わり。
今回の声明では、
【完全かつ検証可能で不可逆的な】
という文言を入るかどうかが焦点だったのですが、
結局この言葉は入らなかったのですよ。
要は、
「立入検査を行って非核化を確認する」
「以降も立ち入り検査の受け入れをする」
ということなんですが、
これは北朝鮮が拒否したんでしょうねー。
まあ・・・
「これだけでも大きな前進だ！」
という声もあれば、
「単なる時間稼ぎだよ」
という声もありますね。
なぜなら、北朝鮮の核にまつわる歴史は、
裏切りの歴史だからです。
ま、北朝鮮が「裏切りの歴史」なら、
アメリカは「嘘つきの歴史」ですがね。
アメリカは正義の名の元に、平気で嘘を国。
北朝鮮がアメリカを信じられんのも無理はありません。
私個人はですね・・・
「大成功とは言えないまでも成功」
だと思ってます。
理由はだいたいこちらと同じです。
→
米朝首脳会談、「具体性なし」でも評価すべき理由
ま、成功だったかどうかは置いておいて、
我々FXトレーダーに取って大事なのは、
この米朝会談でどう市場が動くか？
という点だったのですが、
為替市場はほとんど折り込み済みで、
大きな値動きはなし・・・でした。
むしろ、
14日のECB政策金利発表の方がサプライズで！
ECBは、
2015年3月から続けてきた量的緩和（国債の買い入れ）を
2018年で終了すると発表。
一気にユーロ安となりました。
ユーロドルは一気に300pipsほど下落（ユーロ安）。
こういう値動きは実に久しぶりだなあ。
で、
こういう「大きな動き」があった時はね。
自動売買は2～3日様子を見るのがセオリー。
なぜなら、
反動でまた大きく戻るかもしれないし、
トレンドが発生して一方的な値動きになるかもしれないからです。
（どっちに転んでも大負けするEAが発生する）
こういう急激で大きな値動きに対して、
自動売買ソフトは徹底して弱いです。
「動かしてたら儲かるかも？」
「止めてる間に勝ったらどうしよう・・・」
なんて考える必要は全くなし。
イレギュラーな相場では一切動かさないようにしましょう。
動かすのは様子を見ながらでOK。
今回の場合は、月曜日の値動きを見ながら・・・でいいと思います。
金融緩和の話はまた後日しましょう。
ではまた！
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自分で稼ぐ力を付けるべし。
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