2018年6月15日、トランプ大統領は知的財産権の侵害を理由に、中国の航空・情報産業・ハイテク製品など約500億ドル分に25%の関税を課すと発表!中国も報復関税を示唆しており、泥沼の貿易戦争になりそうな様相を呈しています。この貿易戦争がエスカレートしたら・・・為替はどうなる?ドル円は?
どもども。浅次郎です。
トランプ氏がアメリカ大統領になってからというもの・・・
世界がギシギシと音を立てて変わっていますよ。
特に劇的に変わったのが、
米中関係でありまして。
日本人の多くは気付いても居ないと思いますが、
今、アメリカと中国は、
米中戦争
真っただ中なのです。
「戦争」というと過激に聞こえるかもしれませんけどね。
戦争は何もドンパチやるだけが戦争ではありません。
「武力による戦争」ってのはそもそも「戦争」の最終手段でありまして、
その前の段階の、
「情報戦争」
「経済戦争」
もまた「戦争」の一部なのです(というか戦争の9割はこれ)
そういう意味では、
「北朝鮮問題」もまた「米中戦争」の一部なのでしょう。
で、トランプ大統領は、
先日の「鉄・アルミ関税」で中国に宣戦布告。
さらに、6月15日、知的財産権の侵害を理由に、
航空・情報通信・産業ロボットなどのハイテク製品など・・・
中国製品500億ドル(約5兆5000億円)に25%の追加関税を課すことを発表。
中国は報復として、大豆・車などに関税を課す声明を発表しているのですが、
アメリカはさらに1000億ドル分の追加関税を実施すると言っており、
泥沼の報復関税合戦が行われる様相を呈しているのです。
ね。
これはもう完全に戦争でしょ。
で、
この泥沼の貿易戦争は、
世界に何をもたらすのでしょうか?
考えられるのは、
中国ビジネスモデルの終焉です。
中国は、安い労働力を用い、
世界の工場となって発展してきたわけですが、
その「世界の工場」としての地位を完全に失ったらどうなるのでしょう?
中国バブルの崩壊?
中国株の暴落?
人民元安?
すでに、中国バブルは崩壊している・・・との見方もありますし、
そう言われつつもなんとか崩壊せずに耐えているわけですが・・・
これにトドメを刺すようなことになるかもしれないですね。
むしろトランプ大統領はそれを狙っている?
・・・これはアメリカと中国の覇権争い。
トランプ大統領は「保護貿易主義」という格好で非難されることが多いわけですが、
対中国で言えば完全に「攻撃」を仕掛けているわけです。
仮に、そうなると仮定すると・・・
当然、
円は買われるわけで・・・
この大きな流れで言えば
「円高」で見ておいた方がいいかもしれませんね。
日銀は早く出口に向かわないと・・・
そうなった時に対抗する手立てが無くなってしまうぞー。
というわけで、
アメリカの対中国関税は「米中戦争」の一部だと捉え、
将来的には「円高要因」になり得る・・・などと考えておくと、
ニュースを見る目も変わってくるんじゃないかと思います。
ではまた!
>>>
次のページ(TradersTrustのプロ口座(Pro口座)を開設して資金移動!)
<<<
前のページ(急激な値動きが発生した時は、自動売買ストップがセオリー。)
真面目な方、お金を稼ぎたい方は是非。
★
asajiroのFX自動売買講座です。
「損しない自動売買ソフトの選び方」「32分で1万円稼ぐ裏技」などプレゼント中!
コメント 0
コメントの受付は締め切りました