2018年8月23日、米中両国は約160億ドル(約1兆8000億円)相当の追加関税を発動。米中貿易戦争は加速度を増し、収まる様子は全くない。そんな中、実際中国内のアメリカ企業はどういう動きを見せているのか?今後の為替はどう動くのか?今後何が起きるのか?よくよく考えておきたい。
どもども。浅次郎です。
日々、新聞やニュースで「米中貿易摩擦」が取り上げられてますな。
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手詰まり中国 時間稼ぎ トップ会談で「休戦」狙う
多くのメディアは、
・グローバル時代に逆行する愚行。
・関税戦争は負の連鎖。
・世界経済にとってマイナス。
といった論調が多く、
仕掛けた側のトランプ大統領に対して否定的な意見が多いように思います。
確かに、
世界経済の発展にとってはマイナス意外のナニモノでもないわけですが、
これは世界経済の問題ではなく、
米中間の国家的な対立の問題。
(ハイテク関連企業の覇権争い)
そう。
「アメリカと中国は今、戦争やってるんだ!」
という認識じゃないとダメなわけです。
(だから、そう簡単に収まらない)
で、この影響が早速出始めてるわけ。
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焦点:貿易戦争が米企業に迫る「メイド・イン・チャイナ」再考
・中国の労働力単価の高騰
・中国の地価の高騰
に悩まされていた米企業が、
関税の上昇でトドメを刺され、
サックリと「メイドインチャイナ」を諦め、
アメリカ本国への製造回帰や東南アジアへの工場移転を行っているわけです。
これはもう当然の流れですよね。
今後、「メイドインチャイナ」は劇的に減っていく。
あなたの家の中からも劇的に「メイドインチャイナ」が減っていきます。
間違いなくそうなります。
中国の生産コストは激増し、
もはや中国で生産するメリットがないからです。
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独プーマ、中国から生産拠点の移転検討 米関税措置に備え
そして、この流れは加速すれども止まることはありません。
(中国が泣きを入れても無駄でしょう)
そうなると・・・
為替的にはどうなるのか?
当然、
人民元を売ってドルや円を買う動きが多くなるわけで。
中国からの資金流出が活発になると思われます。
この件はもう・・・
確定事項
と言ってもよく、
トランプ大統領が政策を変更しない限り、
そうなっていくでしょう。
(最低でも2020年までは続くでしょう)
というわけで、
ここ1~2年で大きな何かが起きると思います。
(早ければ今年中?ちょうどリーマンショックから10年だしねー)
もちろん、何も起きなければそれが一番。
しかし、
何かが起きる!
ということを想定しつつ日々過ごすのと、
何も想定しないで日々過ごすのは大違いなんでねー。
特に長期トレードをされてる方や、
自動売買をされてる方は、
重々気を付けておきますように。
参考まで。
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次のページ(【9月7日発表】2018年8月米雇用統計予想。為替は動かない。)
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前のページ(日銀の金融政策変更(物価2%目標の変更)は有り得るか?)
真面目な方、お金を稼ぎたい方は是非。
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