2018年9月26日FOMC（米連邦公開市場委員会）が行われ、FRB（米連邦準備理事会）は利上げを発表。金利の誘導目標を2.00～2.25％に引き上げることとなった。これを受け、ドル円は一旦下落するも、すぐに上昇して113円を突破。どこまでドル高になる？
どもども。浅次郎です。
先日行われたFOMCにて、
予定通り利上げの発表が行われました。
→
ＦＲＢ利上げ決定、「緩和的」政策の終了示唆：識者はこうみる
今回の利上げは市場も完全に織り込み済み。
しかし、
「金融政策のスタンスは依然として緩和的」
という文言が
削除され、
「引き締め局面が最終コーナーに差し掛かった」
ことをFRBが認めた・・・とロイターに書いてありますね。
現時点で確実視されているのは、
・2018年12月の利上げ。
・2019年は2～3回の利上げ。
今回の利上げでFF金利は「2.00～2.25％」になっとるんでね。
今後も順調に引き上げられたら・・・
2019年の終わりには
「2.75～3.25％」になるわけ。
で、2020年に利上げするかどうかは分からんが、
2021年はもう利上げは無し！って言ってるからね。
3.25～3.50％前後で「打ち止め」ってわけ。
円の金利はご存知の通り、ほぼゼロ金利。
日本人視点で普通に考えると、
「ドル建て預金」とか「ドル建て保険」
といった商品を利用する人が増えるような気がするなあ。
だって・・・日本円で持ってても金利は雀の鼻水。
「ドル建て保険に加入すれば、年に2～3％の金利が付きますよ！」
「ドルは今後も利上げするので、ドル高確実です（ｷﾘｯ）！」
なんて営業マンに言われたら
ドル建てを考える人が増えるんじゃなかろうかね。
（ドル高になる保障なんてないけどね）
もちろん、他に金利が高い通貨は沢山あるわけだけど、
為替差損益がデカイし、
インフレの懸念があって不安だもんね。
（というわけで、新興国通貨からドルにお金が流れている）
その点、ドルは世界の基軸通貨。
通貨としての信頼度は世界一ィィィでありますよ。
今まで、利上げが行われても
あまり大きなドル円の上昇は見られなかったのですが・・・
現在はドル円上昇トレンド真っ最中。
今回のFOMCで一旦ドル安になりましたが、
その後また上昇しています。
この感じだと114円～115円まで行っちゃうかもね。
逆に、ここが天井って可能性もあるので注意が必要。
・・・
しかし、うーむ。
今は日米の貿易関税について問題になっているけど、
（特に自動車）
それらを懸念するより、
金利差の拡大によって、
円を売ってドルを買ってる人が増えてるのだろうか・・・。
今後どうなるか？
なんて私には分かりませんが、
金利に目を奪われてしまうと・・・
◯◯ショック！
なんてのが発生した時に心も体もチンコも真っ青になるので、
気を付けておきましょう。
まあ、投資には必ずリスクがあるってことですな。
参考まで。
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