米中貿易戦争が激化する中、トランプ大統領は2000億ドル相当の中国製品に掛けていた関税を10%から25%に引き上げるとの見通しを示した。関税の引き上げは2019年1月1日の予定。トランプ大統領の独断かと思われている関税引き上げだが、これはアメリカの総意。関税の引き上げは米中覇権争いの一環なのだ。
どもども。浅次郎です。
ロイターに、
「米の対中関税引き上げはトランプ大統領の思いつきではない」
という話が載ってたんだけどね。
→
麻生財務相、米中対立「トランプ大統領の思いつきでない」
これはまさにその通りでね。
仮に2年後・・・トランプ大統領が再選されずに
民主党の候補が大統領になったとしても、
「米中対立は終わらない」
と思われます。
なぜなら、米中対立は単なる経済対立ではなく、
覇権争い
だからです。
何の覇権かって?
もちろん、世界の覇権争いです。
中国が牙を剥き始めたのはリーマンショック以降ですが、
アメリカがそれに気付いたのは
AIIB(アジアインフラ投資銀行)設立の時。
この時、アメリカ側と思われていた欧州諸国がこぞってAIIBに参加しました。
アメリカの制止を振り切って・・・です。
アメリカ側で参加しなかったのは日本だけ。
(この時安倍首相が行ったのが希望の同盟演説)
これ以降、アメリカは「中国に対する見方」を変えているわけ。
今、米中は関税戦争真っ最中ですが、
この件に関しては民主党も協力的なんですよ。
決して
トランプ大統領の独断ではないのです。
で、さらに、
第3弾の関税10%→25%引き上げ待ったなし!となっています。
トランプ米大統領、対中関税25%に引き上げる意向=WSJ
何が言いたいかというと、
アメリカも中国も譲る気配なく、
この
米中対立はエスカレートする一方だという事です。
新聞を見ると
「米中関税戦争は双方の得にならぬ」
「世界経済に打撃」
「トランプ大統領はクレイジー」
みたいな記事が多いですが、
米中は世界経済のことなんて考えてません。
「いかに覇権を握るか?」
「いかに相手を蹴落とすか?」
ということを考えてるのです。
つまり・・・
この米中対立は「長期化」すると思われます。
そうなるとドッチかが優勢になって行き、
ドッチかが不利になって行くわけですが・・・
当然、分が悪いのは中国ですよね。
そうなると何が起きるか・・・?
ま、すぐに何かが起きるってわけではありませんが、
いつか何かが起きると思います。
リーマンショックから10年。
そろそろ・・・なんじゃないかと。
為替的にはリスクオフの時代が来そうな感じあります。
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