2019年2月20日に米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した1月のFOMC議事録にて、量的緩和で買い入れた資産の縮小を「年内に停止」するとする意見が多数を占め、近日中に発表することが望ましいとの見方を示した。え?出口戦略は終わり?どうして?
どもどもasajiroです。
先日のFOMCで「利上げ」に関して
ちょっと待った的な発言がされ、
年内の利上げは「もうないでしょ!」的な感じになっておりますが、
FRB(米連邦準備制度理事会)の資産縮小に関しても、
「年内停止」という意見になってるようです。
→
米FRB議事要旨、資産縮小の終了示唆:識者はこうみる
これはどういうことかと言うと・・・
FRBが金融緩和に伴って買い込んだ資産(国債や株式など)を
「ちょっとずつ売って、減らすから」
って言ってたわけです。
そして実際に今も減らしているわけ。
2022年までに4.5兆ドルの資産を2.5~3.0兆ドルにするってんですから、
かなりの量ですよねー。
なんのためにやるかというと、
「バランスシートの正常化」「景気の加熱化を押さえるため」です。
これをやっとかないと次に何か起こった時に打つ手が限られて来ちゃいますからねー。
だけんどもしかし。
「縮小するのは、2019年後半までにしようっと!」
ってわけ。
なぜか?
理由は一つ。
アメリカの景気の動向が怪しいからです。
ぶっちゃけて言うと、株価の動向が怪しいからでしょう。
FRBが資産を売却すれば、
当然、株や債権の値も下がります(金利は上がります)。
それでも景気が良ければ問題ないわけですが(買う人が沢山いるんで)、
今後はそういう状況ではなくなる!
(だから保有資産の売却は今年でヤメル!)
とFRBは判断しているわけです。
(前倒しになる可能性もあります)
「ええ?まじで?NYダウ最近調子いいじゃん!」
と思う方もいると思いますが、
これは浅次郎が言ってるわけではありません(笑)。
FRBの判断を見ると、
そう考えざるを得ない!という話です。
ま、中国の今の状態を見ると・・・
今年は世界経済全体がガタッとなりそうな感じありますからねー。
で、この記事に書いてある通り、
この件は次回3月のFOMC時に具体的な発表が行われると思われます。
これは一時的にはドル高・株高要因となるかもですが・・・
さてこの「FRBの引き締め路線修正」が実るのかどうか?
今年は何かが起きるような気がするなー。
ではまた!
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