2019年6月4日、FRBのパウエル議長が「利下げ」を匂わせる発言をし、急速に利下げ観測が高まってきました。仮に利下げが行われるとしたら7月のFOMC?市場はどう反応する?ドル円は?ドル安円高に?これはショートチャンスか?
どもどもasajiroです。
利上げが中止された時から燻っていた「ドルの利下げ観測」。
しかし、現実的にアメリカの経済は好調で、雇用市場も堅実。
失業率は空前の低水準でありますし、
「利下げ」観測は燻ったままだったんですよね。
その流れが一変したのが6月4日。
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米FRB議長、貿易戦争リスクに「適切」対応:識者はこうみる
FRBパウエル議長は
「世界的な貿易戦争に起因するリスクに『適切』に対応する」
と発言し・・・市場はこれを
「すわ、利下げか?」
と取ったわけです。で、NYダウは久しぶりの上昇。
低調気味だった日経平均も上昇。
ドル円は一時108円を切るところまで下落したものの
現在は小康状態となっています。
もちろん「利下げする」とは一言も言ってないし、
「その可能性を排除しない」という感じの保険ニュアンスとも取れるし、
実際に利上げが行われるかどうかは分かりません。
しかし、パウエル議長も「市場との対話」を重視するタイプなので、
十分あり得る話だと思われます。
もし・・・
実際に利下げが行われるとしたら・・・いつ?
注目は今月28~29日に大阪で行われる
G20サミット。
ここでトランプ大統領と習近平が首脳会談を行われ・・・
米中貿易戦争が緩和されるような道筋が示されれば、
利下げ観測は引っ込み、また燻った状態となるでしょう。
だけんどもしかし。
すでに双方とも後に引けない所まで来てますし、
中国側がかなりの妥協をしない限り・・・
物別れになる可能性が高い!
と、個人的には見ています。
というわけで・・・
次回のFOMCは6月18~19日。
これはG20前なのでここで利上げが行われる可能性はゼロ。
あるとしたら、次の
7月30~31日のFOMCですね。
で、利下げが行われるのなら・・・当然それは、
「ドル安、円高」要因。
105円、103円あたりまで円高になっちゃう可能性あるかもよ?
これは・・・チャンス見てショートで入りたいところ。
ではまた!
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