2019年11月19日、アメリカ議会は香港のデモ隊を支援する法案「香港人権・民主主義法案」を可決。国として香港デモを支援し、中国政府と対立する意向を示しました。軟化が見え始めた米中通商交渉ですが、すんなり「合意」となるのかどうか?為替や株にも大きな影響を与えるだけに要注意。
どもどもasajiroです。
香港のデモ激化してますねー。
我々日本人にとってはよその国の他人事ですが、
香港市民にとっては、
香港返還時に約束された「一国二制度」が今後も続くのかどうか?
を左右する大問題でありますよ。
中国政府はさっさと「一国二制度」を形骸化してしまいたい。
そして中国に飲み込んでしまいたい。
なぜなら「民主主義」は皇帝・習近平にとって最も恐るべき敵だから。
香港発の「民主化運動」なんてのが中国全土に広がるのが一番怖いっすからね。
で、今回のデモも徹底して叩き潰そうとしてるわけですが、
ついに、
アメリカ議会が「香港デモ隊」への支持を表明!
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コラム:香港問題、米中ゲームの危険なピースに
「香港人権・民主主義法案」なるものを上下院で可決。
香港の人権がアメリカとどう関係するのか謎ですが、
兎にも角にもこの法案が成立した模様。
まあ、今までも「アメリカは香港デモを応援・支援している」というのは
陰日向で囁かれてはいましたが・・・
これで公然とアメリカは中国政府と
香港問題において対立することになったわけです。
当然、この問題に対しては習近平も引くに引けないでしょう。
で、
影響必至なのが米中通商交渉。
ご存知の通り、米中は今経済戦争の真っ只中。
米中通商合意の第一段階
が行われるのでは?という期待が高まっていますが、
この「香港問題」も・・・一つの交渉カードとして駆け引きに使われそうですよね。
早々に第一段階の合意がなされるのでは・・・という話も
ちょっと怪しい感じになってきました。
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米中の「第1段階」通商合意、中国の関税撤廃要求で内容拡大も
トランプさんは大統領選にプラスになるような実績が欲しい。
しかし中国に対して簡単に妥協する姿も見せられない。
習近平は低迷する経済を早く立て直したい。
そのために米中通商合意の第一段階を早いところまとめたいが、
アメリカの要求は厳しい。
そこに香港問題・・・
こりゃちょっと先送りになるかな?
日経平均やNYダウも現在一服している状況ですが・・・
さて、押し目なのか?引き目なのか?
ちょっと様子を見たいすね。
ではまた!
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