2020年3月15日、FRBは緊急会合を開き1.0%の緊急利下げ、量的緩和の再開を発表!新型コロナウイルスの感染が急拡大するアメリカ・・・そして欧州。世界中が新型コロナショックへの対応に追われる中、FRBの金融緩和策は市場にどんな影響を与える?世界恐慌への道か?
どもどもasajiroです。
まさかのサプライズ!
FRB緊急利下げ1.0%!!!
3月15日、FRBは正規のFOMCを待たず緊急会合を行い、
先日の0.5%利下げに続き、1.0%の利下げを発表。
い、1.0%???
通常の金利変更は0.25%。
そして0.25%上げ下げするだけで大きく市場に影響を与えるのが米金利。
0.5%でもレアケースなのですが、いきなり1.0%とは・・・。
同時に
量的緩和を再開し、米国債などを7000億ドル買い入れることも発表。
→
米が1%緊急利下げ、ゼロ金利に:識者はこうみる
→
アングル:米FRBの大規模緩和、投資家は「最悪の事態」懸念
わずか10日あまりで1.5%もの利下げが行われたことになるわけですが、
さて市場はどう反応した???
な、なんとNYダウはたった1日で
2997ドルの大暴落。
3月に入って3度目のサーキットブレーカー発動。
終値は3年ぶりの低水準。下落率は1987年のブラックマンデー以来の記録。
S&P500もナスダック総合も大暴落。
一体いくら吹っ飛んだんだ・・・?
こんなシーンが世界中で起きているかもしれん・・・
FRBの緊急利下げは当然コロナウイルス対策であり、
本来なら株価の上昇やドル売りを誘導するものでありますが、
結果は株価大暴落。
先日0.5%利下げした時と同じ反応ですねー。
緊急大幅利下げが、かえって
「新型コロナウイルスが経済に与える懸念」
を増大させたのでしょう。
「緊急」「大幅」ってのがまずかったような気がします。
18日の正規FOMCを待って利下げ幅も0.25~0.5%くらいにしておけば、
ここまでの下落はなかったのかも。
しかしこれでFRBは全弾発射だよ・・・
もうちょっと弾を温存しておいた方が良かったんじゃないの?
この影響は当然世界中に飛び火。
日経平均は17,000円まで下落!ヤフーファイナンスがシステム障害でダウン。アクセスが集中してるんだろうね。
イギリス株も下落!
ドイツ株も下落・・・ただ、欧州株は買い戻しが入ってますな。
そして、
怖いのが中国株!
今まで・・・なぜか新型コロナウイルスによる影響が最も少なかったのが中国株なのですが、
週明けにドカンと下げていますね。
今まで中国株は政府筋によって下支えされていたと思われますが、
そのつっかえ棒が取れたのだとしたら???
こ、怖い・・・
そもそも中国は典型的なバブル経済。
「いつバブル弾けてもおかしくない」状態でありましたが・・・
これが終わりの始まりとなるかもしれません。
こうなって来ると、
思い浮かぶ文字は、
「世界恐慌」
中国のバブルが弾ければ必然的にそうなりますな。
そして、
「感染ではなく、経済で死ぬ」
というケースが世界中で増えてくると思われます。
特に観光業、外食産業、イベント業などは致命的な打撃を受けることでしょう。
そして・・・3月16日、日銀も追加の金融緩和策を発表。
・ETH(上場投資信託)の買い入れ額倍増(年間6兆円→12兆円)
・REIT(不動産投資信託)も倍増
・企業の資金繰り支援強化
マイナス金利の引き下げは見送り。
どの程度効果があるのか分かりませんが、
株価の下支え効果は高いと思われます。
さて、日経平均回復なるか?
あ、今日(3月17日)の株式市場では・・・
日経平均大幅下げ。
でスタートしてますね。17,000円割ってますよ。大丈夫か・・・。
為替も乱高下が続いています。
個人的にドル円は
「ドル安円高」と見ていたのですが・・・
株の大暴落に釣られることなく持ちこたえていますね。
ちょっとこれは想定外だったなー。
(ショート狙いで連敗してしまった・・・涙)
今後は、
株価の回復なるか?
という点が大きなポイントになって来ると思います。
いくらなんでも買い戻しが入る?
いやいや、
新型コロナウイルスが収まる気配が出るまで回復しない?
いずれにせよ、システムトレーダーにとっては大迷惑な話です・・・
とりあえず乱高下が続く今週は様子見ですかね・・・。
参考まで。
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