2020年4月3日、3月の米雇用統計が発表されますが、新型コロナウイルスが爆発的に感染拡大しているアメリカ。企業活動の停止、自粛要請による消費の大幅減で3月の失業保険申請件数は激増!今回の雇用統計は激荒れ必至!雇用者数、失業率ともに大幅悪化でドル円は大きくドル安と予想します。
どもどもasajiroです。
この数週間で・・・世界情勢が激変してますねー。
新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大で、
世界各国が「自粛」「外出禁止」「移動制限」を行っており、
世界経済は大ダメージ必至。
特にアメリカの感染爆発はすさまじく・・・
あっという間に中国の感染者数を超え(中国の統計は怪しいですが)、
30日現在では14万人を超えているとのこと。
さらに、感染拡大は続くと思われるので・・・
「新型コロナショック」は
「リーマンショック」以上となる可能性大です。
こんなことを書くと「人の命とカネとどっちが大事なんだ!」とか言われそうですが・・・
もうこうなったからには(感染拡大が止められない状況になったからには)、
新型コロナウイルスを
「インフルエンザ扱い」にして、
自粛も移動制限も何もかも止めて、
普段通りの生活・普段通りの経済活動に戻した方がいいのではないかと思いますねー。
じゃないと・・・
企業の倒産が増え、失業率が上がり、給与が下がり・・・
我々の「毎日の生活」が脅かされることになります。
(生活困窮者や自殺者が激増すると思われます)
こうなると、
新型コロナウイルスに感染するよりもっと・・・
大きな不幸が訪れるのではないでしょうか。
しかも短い期間ではなく長い期間・・・。
仮に、
「新型コロナ」が「新型インフルエンザ」という名前なら、
こうはなってなかったと思うんですよね・・・。
まあしかし、政治的にはそんなことは言えんわなあ・・・。
一日でも早く収束することを心から祈ります。
さて、爆発的に感染者が増えている米国にて、
今週末、米雇用統計が発表されます。
まず・・・前回「2月米雇用統計」の結果は?
◎非農業部門雇用者数。予想:+17.5人→結果:
+27.3万人
◎民間雇用者数。予想:+16.0万人→結果:
+22.8万人
◎失業率。予想:3.6%→結果:
3.5%
米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。
どこが雇用統計?ってレベルでほとんど動きなし。
米雇用統計発表後のドル円のチャート。
こちらもほとんど動きなし。
かなりプラスだったにも関わらず、ほとんど動きなし。
最近の雇用統計はこういうパターンばっかりだったのですが・・・
今回の雇用統計は
激荒れの予感がします。
◆雇用統計とは?
米雇用統計では、失業率とNFP(非農業部門雇用者数:nonfarm payrollsの略)を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。
今回の「2020年3月米雇用統計」の予想。
◎非農業部門雇用者数:
-10.0万人
◎民間部門雇用者数:
-17.5万人
◎失業率:
3.9%
やっぱり・・・
マイナス予想!
しかしこの程度のマイナスで済むのか???
2015年
1月 +26万人
2月 +29万人
3月 +12万人
4月 +22万人
5月 +28万人
6月 +22万人
7月 +21万人
8月 +17万人
9月 +14万人
10月 +27.0万人
11月 +21.1万人
12月 +29.2万人
2016年
1月 +15.1万人
2月 +24.2万人
3月 +21.5万人
4月 +16.0万人
5月 +3.8万人
6月 +28.7万人
7月 +25.5万人
8月 +15.1万人
9月 +15.6万人
10月 +16.1万人
11月 +17.8万人
12月 +15.6万人
2017年
1月 +22.7万人
2月 +23.5万人
3月 +9.8万人
4月 +21.1万人
5月 +13.8万人
6月 +22.2万人
7月 +20.9万人
8月 +15.6万人
9月 -3.3万人
10月 +26.1万人
11月 +22.8万人
12月 +14.8万人
2018年
1月 +20.0万人
2月 +31.3万人
3月 +10.3万人
4月 +16.4万人
5月 +22.3万人
6月 +21.3万人
7月 +15.7万人
8月 +20.1万人
9月 +13.1万人
10月 +25.0万人
11月 +15.5万人
12月 +30.1万人
2019年
1月 +30.4万人
2月 +2.0万人
3月 +19.6万人
4月 +26.3万人
5月 +7.5万人
6月 +19.1万人
7月 +16.4万人
8月 +13.0万人
9月 +13.6万人
10月 +12.8万人
11月 +26.6万人
12月 +14.5万人
2020年
1月 +22.5万人
2月 +27.3万人
・・・このブログで米雇用統計を調べ始めてから5年。
この間で雇用者数が「マイナス」になったのは2017年9月の一度きり。
しかもわずか「-3.3万人」。
しかし今回は・・・
かなりのマイナスが予想されると思います。
予想は-10.0万人となってますが・・・
先日発表された「新規失業保険申請件数」はなんと・・・
328万件です。
(3月21日終了週までの数字)
→
米新規失業保険申請件数、過去最多の328万件-桁外れの急増
今までの過去最高が1982年の69.5万件。
今回はケタ外れの324万件。
アメリカの多くの州で企業の「業務停止」が続いており、
人員削減による失業者が急増しているのでしょう・・・
これは・・・ヤバい。
実にヤバい。
そして月末にかけてアメリカの感染者は数万人単位で激増しているのです。
さらに・・・失業者が増えてる可能性大でしょう。
-10万人とかで収まるのか???
収まらないんじゃね?
それから失業率。
予想では3.9%となってますが・・・
アメリカの人口は約3億2000万人。
失業保険を申請した324万人は人口の約1.0%にあたるわけで・・・
単純計算でも先月の失業率3.5%から1.0%増えて
4.5%になっても全く不思議なし。
まあ、実際の計算方法はどうなってるのか知りませんが・・・
新規雇用者数はかなり少ないでしょうからねえ。。。
今回の雇用統計は
衝撃的な数字になるような気がします。
予想は
「大幅ドル安」としておきます。
今回は為替も大きく動くんじゃないかと予想しておきます。
私・・・ドル円の天井付近でショートを入れているのですが・・・
悪いニュースしか出ませんからねー。
もうちょっと放置ですなー。
いずれにせよ金曜日は自動売買早めにストップ。
もう・・・
新型コロナとは共生した方がいいんじゃないか・・・
そう思います・・・。
ではまた!
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