2020年4月21日、新型コロナウイルスによる原油需要の激減を受け、ニューヨーク市場でWTI(米国産原油先物)の価格が史上初のマイナス圏に突入!その価格はなんとマイナス37ドル!一体どういうこと?
どもどもasajiroです。
新型コロナウイルス感染拡大による原油需要の低下に伴い、
原油価格が大きく値崩れしている・・・
そんなニュースが度々流れていましたが、
今回のニュースにはおったまげ。
なんと
米国産原油の価格がマイナスになったのです!
チャートでは「0.00」が下限となっているのですが、
実際には
「-37ドル」まで下落したのだとか。
「ええ?原油価格ってマイナス価格になることもあるわけ???」
価格がマイナスってことは・・・
原油を売る方からすると、
「お金を渡して原油を引き取ってもらう」
買う側からすると、
「あれ?原油買ったんだけど、お金もくれるの??」
という意味不明なことになるわけで、
「そんなバカな!理論的にあり得ない!」
と思うわけですが、そのカラクリは、
すでに貯蔵施設は満杯で「貯蔵施設がない」からなんだとか。
→
コラム:「パンドラの箱」開いた原油市場、マイナス価格常態化も
うーむ。
まあ、マイナス圏だった時間は短く、
現在は買い戻されて現在は1バレル10~12ドル前後で推移してます。
それにしても・・・
「いくら何でも10ドル前後が底だろう。最悪でも0ドルになるはずはないわけだから」
なんて考えて「WTIロング」入れてたトレーダーは・・・
跡形も残らず・・・あっという間に焼き尽くされたでしょうねー。
(それが狙いだったんじゃなかろうなー)
WTI先物を提供しているTitanFXからはこのようなメールが。
南無・・・
問題は今後・・・ですが、
ロイターのコラムでもあった通り、
いつまた「マイナス圏」となるか分からないです。
(マイナスにはならずとも・・・まだ下落するかもです)
なぜなら、新型コロナウイルスによる原油の需要低迷は
まだまだまだまだ続くから。
企業活動も大幅に減っているし、
個人消費も大幅に減ってるし、
ロックダウンしてる国も沢山あって、
それらがいつ解除されるか分かりません。
というわけで、
まだまだ
「コロナ相場」が続きそうです。
皆さんも重々気を付けて。
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