2020年5月8日、4月の米雇用統計が発表されます。今回の雇用統計は新型コロナの感染拡大による大幅な雇用者数のマイナスが懸念されていますが、予想数字はなんと-2000万人!失業率予想は14%!いずれも前月からの悪化幅として史上空前!アメリカの雇用市場は一気にどん底。
どもどもasajiroです。
金正恩氏の健康不安説が流れてますねー。
もう2週間以上公の場に出ていないとのこと。
・新型コロナに感染して重篤説
・持病の糖尿病が悪化した説
・心臓疾患系の手術をした説
・脂肪吸引手術に失敗した説
・死亡説
と色んな説が流れていますが、
これだけ報道されても北朝鮮側からアクションがないってことは、
「金正恩の身に何かが起こった」
のは間違いないでしょう。
色んな意味でチャンスなのですが、
残念ながら今世界はコロナ対策で北朝鮮どころではない。
北朝鮮国内もおそらくコロナ対策で手一杯。
北朝鮮は食糧難になっているとの噂もあり、
やもすると大量の死者が出るかもしれませんね・・・。
さて、今回はコロナで渦巻く中、
米雇用統計の予想なんですが、
5月1日発表だと思って記事を書いていたら・・・
1週遅れの5月8日発表みたいですね。
まず・・・前回「3月米雇用統計」の結果は?
◎非農業部門雇用者数。予想:-10.0人→結果:
-70.1万人
◎民間雇用者数。予想:-16.3万人→結果:
-71.3万人
◎失業率。予想:3.8%→結果:
4.4%
米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。
劇的マイナスだったのに・・・ほとんど動かず。
米雇用統計発表後のドル円のチャート。
こちらもほとんど動かず。
3月の時点ではまだ
「コロナ感染序の口」でしたが・・・
今回はヤバい。
史上空前の悪化幅、目を疑う数字になりそうです。
◆雇用統計とは?
米雇用統計では、失業率とNFP(非農業部門雇用者数:nonfarm payrollsの略)を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。
今回の「2020年4月米雇用統計」の予想。
◎非農業部門雇用者数:
-2000万人
◎民間部門雇用者数:
-1950万人
◎失業率:
14.0%
ま、マイナス2000万人!
失業率は14.0%!
リーマンショックどころの話じゃないですね。
10年掛けてコツコツと積み上げて来た雇用が全て吹っ飛び、
さらにマイナスになりそうな感じです。
2015年
1月 +26万人
2月 +29万人
3月 +12万人
4月 +22万人
5月 +28万人
6月 +22万人
7月 +21万人
8月 +17万人
9月 +14万人
10月 +27.0万人
11月 +21.1万人
12月 +29.2万人
2016年
1月 +15.1万人
2月 +24.2万人
3月 +21.5万人
4月 +16.0万人
5月 +3.8万人
6月 +28.7万人
7月 +25.5万人
8月 +15.1万人
9月 +15.6万人
10月 +16.1万人
11月 +17.8万人
12月 +15.6万人
2017年
1月 +22.7万人
2月 +23.5万人
3月 +9.8万人
4月 +21.1万人
5月 +13.8万人
6月 +22.2万人
7月 +20.9万人
8月 +15.6万人
9月 -3.3万人
10月 +26.1万人
11月 +22.8万人
12月 +14.8万人
2018年
1月 +20.0万人
2月 +31.3万人
3月 +10.3万人
4月 +16.4万人
5月 +22.3万人
6月 +21.3万人
7月 +15.7万人
8月 +20.1万人
9月 +13.1万人
10月 +25.0万人
11月 +15.5万人
12月 +30.1万人
2019年
1月 +30.4万人
2月 +2.0万人
3月 +19.6万人
4月 +26.3万人
5月 +7.5万人
6月 +19.1万人
7月 +16.4万人
8月 +13.0万人
9月 +13.6万人
10月 +12.8万人
11月 +26.6万人
12月 +14.5万人
2020年
1月 +22.5万人
2月 +27.3万人
3月 -70.1万人
先月の-70万人も衝撃だったのですが・・・
今回の予想はケタ二つ違いの-2000万人!
失業率も一気に10%増えて14.0%!
数字間違ってない??
と思ったのですが、
大きな根拠となるのは
米失業保険申請数。
→
米失業保険申請、減少も高水準維持 過去5週間で2650万件
4月18日の時点で・・・過去5週間の申請件数が
2650万件。
これはアメリカの労働人口の16.2%に相当。
ってことは予想の「-2000万人」「-14.0%」も大きく超えるんじゃね?
ホワイトハウスの経済顧問、ケビン・ハセット氏は、
「4~6月期の失業率は16~20%に悪化する」
と言うてますよ。
ただ、失業保険申請件数は3週連続で減少傾向にあり、
(それでもとんでもない水準ですが)
最近は経済活動再開の動きもあり、
多少は数字が抑えられるのかもしれません。
→
米国で新たに複数の州が一部経済再開へ コロラド州など
しかし、まだまだ米国では新型コロナ感染が拡大していますし、
終息のめどは全く立っていません。
アメリカの感染者数は突出している・・・
今回も市場はある程度
「織り込んでいる」と思いますが、
予想を超えるディープインパクトな数字になるのではないでしょうか。
予想は「大幅ドル安」。
と言っても、どうなるかサッパリ分からんので・・・
基本的には「観戦」ですな。
指標ハンターの方達は頑張って。
ではまた!
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