2016年3月4日発表の米雇用統計予想です。先日のG20では「金融政策の限界」と「中国経済の不安」と「対策が難しい原油安」が浮き彫りになりました。通貨安戦争を避ける・・・という声明もありましたが、利上げに路線を切ったドルはどうなるのでしょう?
こんにちは。ブログ管理人のasajiroです。
ちょっと、
先日の高市早苗総務相の「電波停止もあり得る」発言につき・・・
テレビ局のあり方
報道のあり方
について物申したいことがありまして、
アタタタタッ!な記事を書きましたので
良かったらご覧くだいませー。
→
高市早苗大臣の電波停止発言は批判されるべき?
テレビは、政治的に公平であるべきだと思います。
一方的な政治思想にて報道を行い、
それを視聴者に押し付けていいのでしょうか?
政権批判をする前に、
自分たちの行っている不公平・偏向報道を戒めて欲しいです。
さて、
月初なので金曜日は米雇用統計でっす。
2月米雇用統計の予想は・・・?
まず・・・「1月米雇用統計」の結果は?
◎非農業部門雇用者数。予想:+19.0万人→結果:
+15.1万人
◎民間部門雇用者数。予想:+18.3万人→結果:
+15.8万人
◎失業率。予想:5.0%→結果:
4.9%
前回雇用統計時のユーロドルのチャート。
前回雇用統計時のドル円のチャート。
予想を下回る結果だったのですが、
大きく上下に振れ後にドル高へ・・・なんでやねん。
その後はリスク回避の円高ドル安となりました。
◆雇用統計とは?
米雇用統計では、失業率とNFP(非農業部門雇用者数:nonfarm payrollsの略)を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。
今回の「2016年2月米雇用統計」の予想。
◎非農業部門雇用者数:
+19.0万人
◎民間部門雇用者数:
+18.5万人
◎失業率:
4.9%
今月も無難な予想です。
2015年
1月 +26万人
2月 +29万人
3月 +12万人
4月 +22万人
5月 +28万人
6月 +22万人
7月 +21万人
8月 +17万人
9月 +14万人
10月 +27.0万人
11月 +21.1万人
12月 +29.2万人
2016年
1月 +15.1万人
さて、
3ヶ月連続で+20万人をクリアしていた雇用者数ですが、
1月はガクンと落ち込みました。
これで3月の利上げの可能性はほぼ無くなったわけですが、
今回の数字次第で・・・今後の利上げ観測が出てくると思われます。
現在の世界情勢からみて、
米国の利上げは厳しいと言わざるを得ませんが・・・
(新興国からの資金の引き上げが加速する)
さて、どうなるでしょうね?
で、今回の雇用統計ですが、
最近の米雇用統計は、
数字が良い→ドル高
数字だ悪い→ドル安
というシンプルな構造になっておらず、
ハッキリ言ってどうなるかサッパリ分かりません。
わかりませんが、
ドル安になる
と蚊の鳴くような声で予想しておきます。
しかし、今後のアメリカ経済はどうなるのでしょうか?
一番のポイントはやはりエネルギーでありまして、
シェール革命以後、アメリカは中東に対する関与を激減させました。
イランと和解し、蜜月だったサウジアラビアやイスラエルと距離を置いたのです。
今の原油安の構図は、
アメリカのシェールオイルvs中東の石油
現在のWTI原油価格は30ドル/バレルくらいですが、
(ちなみに、1バレルは160リットルくらい。なので・・・1リットルあたり20円くらいです)
サウジアラビアの原油生産コストは10~15ドル/バレル
米シェールオイルの原油生産コストは40~60ドル/バレル
とも言われており(数字は憶測)、
今、サウジはアメリカのシェールオイル企業をぶっ潰す為に減産をしない!
・・・とかなんとか。
(さらに経済制裁を解かれたイランも減産する気なし)
この構図・・・少なくとも今年前半は続きそうだとの見方もあり、
いろんな国のいろんな思惑が飛び交ってそうで怖いっすね。
あ、週末にかけて、当然自動売買は早めのストップでっすよー。
指標ハンターの方たち以外は、観戦モードでお願いしまっす!
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2016-03-02 11:10
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