2016年7月6日発表の米雇用統計予想です。衝撃の「EU離脱」という結果となったイギリス国民投票。大変動した為替もその後は落ち着いていましたが・・・今後を占う上でも今週末の米雇用統計がとても重要です。管理人の予想はドル安。
こんにちは。ブログ管理人のasajiroです。
イギリスの国民投票の結果を受け、
まさに「暴落した」ポンド。一旦落ち着いていたかに見えたのですが・・・
底を割り、更に下落中です。MAXの下落幅・・・30円超えました。
→
ポンドが31年ぶり安値、円はリスク回避で上昇
釣られるように、
円高が進み・・・ドル円もワシワシと下落していますよ。
100円切っちゃう?
・・・という波乱含みの相場の中、
今週は
「米雇用統計」が発表されます。
先月は衝撃の極悪数字だっただけに、
今回の雇用統計に大きな注目が集まります。
6月米雇用統計の予想は・・・?
まず・・・「5月米雇用統計」の結果は?
◎非農業部門雇用者数。予想:+16.4万人→結果:
+3.8万人
◎民間雇用者数。予想:+15.2万人→結果:
+2.5万人
◎失業率。予想:4.9%→結果:
4.7%
前回雇用統計時のユーロドルのチャート。
前回雇用統計時のドル円のチャート。
そう・・・予想を大きく大きく下回る数字だった先月。
相場は大きく
ドル安円高に傾いたのでした。
◆雇用統計とは?
米雇用統計では、失業率とNFP(非農業部門雇用者数:nonfarm payrollsの略)を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。
今回の「2016年6月米雇用統計」の予想。
◎非農業部門雇用者数:
+17.5万人
◎民間部門雇用者数:
+17.0万人
◎失業率:
4.8%
ら、楽観的過ぎじゃね?
前回は、米通信会社ベライゾン・コミュニケーションのストライキ(3万5000人)が影響したそうですが・・・仮に、この3万5000人を足しても低調な数字だったんじゃないの?
この数字が何を意味するのか?
アメリカの雇用情勢はもしかして「頭打ち」なんじゃないですかね?
失業率の低さ、今までの雇用環境の回復ぶり・・・。
つまり「完全雇用」と言えるような状況。
であれば・・・?
これから雇用者数も減っていく?
2015年
1月 +26万人
2月 +29万人
3月 +12万人
4月 +22万人
5月 +28万人
6月 +22万人
7月 +21万人
8月 +17万人
9月 +14万人
10月 +27.0万人
11月 +21.1万人
12月 +29.2万人
2016年
1月 +15.1万人
2月 +24.2万人
3月 +21.5万人
4月 +16.0万人
5月 +3.8万人
さて、
さすがに前回より悪いことはないっしょ。
しかし、予想に届くとも思えんなあ。
というわけで、
予想(17.5万人)に届かずにドル安になる!
と予想しておきます。
仮にドル安になった場合・・・
ドル円は100円を切っちゃうかもですねー。
しかし・・・仮に20万人以上!といった強い数字が出た場合はどうなるかというと、
これが「ドル高要因」になるとも限りません。
なぜなら、
7月のFOMCで「利上げ」が行われる可能性は・・・
ほとんど皆無だからです。
イギリスのEU離脱を受け、市場の動きが非常に不安定となっています。
この状況下でFRBが利上げに動くとはとても思えず、
市場も全く想定していないのです。
本来「雇用情勢の回復」=「利上げ観測の上昇」なんですが、
今回はどんなに良い数字が出ても、直近の利上げはない・・・
つまり今回良い数字がでても・・・
「ドル高にはなりにくい!」ということです。
まあ、色々と予想したって、
実際どうなるかなんて分かりませんが、
トレードはいつも
「最悪のこと」を想定しておきましょう。
まさか!
あいつが巨人だったなんて!
と思われることが普通に起きるのが相場の世界。
最悪の事態を想定しておくことが大事。
イギリスのEU離脱も・・・
まさか!と思ってた人が大多数だったと思いますが、
そのまさかが現実となりました。
当然、雇用統計時は自動売買早めストップ。
指標ハンターの方達は頑張って下さい!
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2016-07-06 12:09
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