FX用語の『スプレッド』って何?
FX初心者は、基本となるFX用語がわかりませんw
先に進む前に、頻繁に出てくる用語を調べてみました。
◆スプレッドって何だよ?
口座を開設するにあたって出てきた???がスプレッド。要はFX業者の取り分ですね。
セントラル短資FXの取引レート
↑を見ると「売り」と「買い」でレート(価格)の数字に差があることがわかるかと思いますが、
FXではその差の部分をスプレッドと呼びます。
このセントラル短資FXの場合、ドル/円のスプレッドは、
<80.71>と<80.73>の差を取り<0.02>であるという言い方ができますが、
この通貨ペア(米ドル円)のレートは円表示なので、100分の2円=<2銭>という言い方もできます。
なので、この場合のスプレッドは
「2銭」ということになります。
スプレッドは、「証券会社の手数料」の替わりみたいなものです。だからコレをトレーダーから貰うことで利益を出すのがFX業者ってことになりますね。FX業者によって、また商品によってレートが変わるので、FX業者を選ぶ時にで重要なポイントの一つになります。
FX取引では取引手数料「無料」がごく当たり前となっているので、「実際の手数料=スプレッド」となります。当然スプレットが小さい方が、投資家には有利に働きます。
スプレッドは低ければ低いほどいい。
実際の取引を例に挙げてみると、現在、日本の大半のFX業者は取引単位が1万通貨ですが、この場合、スプレッドが<2銭>だと、手数料として取られている金額は200円になります。
取引単位が大きくなったり、取引回数を重ねていく度にその差は大きくなりますから、よりスプレッドが小さいFX業者を選ばないと後ですごく後悔することになりかねません。
例えば、こんなキャンペーンをFX業者がやってます。ちなみにこれはDMM FXのキャンペーン。
「新規口座開設+初回入金10万円以上+200lot以上の取引で5000円をキャッシュバック」
※lotというのは取引の最小単位。この場合10000通貨が1lotとなるので、200万通貨単位の取引をしろってことです。
200万通貨単位って聞いても?だけど、1lotあたりのスプレッドが1銭だと仮定すると、FX業者の取り分は1lotあたり100円。200lotだと20000円の取り分が発生するのです。その中から5000円をキャッシュバックするってわけね。DMMはスプレッドが極狭(ドル/円はキャンペーン中につき0.5銭)なので200lotとしているんでしょうね。
つまり、たった<1銭>のスプレッドでも200回取引を行えば、FX業者が取る利益は20000円になるってこと。スプレッドが<2銭>になれば倍の40000円ですね。この考え方は、FXをする上でとても大切なので、よく理解しておいた方がいいですよ。
◆スプレッドが低いだけのFX業者は要注意。
ただし!スプレッド重視業者は、約定力が低いのが一般的なので注意が必要。
約定力が低いと画面が固まって希望通りの注文が通らない、決済出来ないということが発生するので、その背景(例えば暴落中)によって大ダメージを受けることになります。
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◆今日のニュースを見てみる。
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『2011.7.4【外為どっとコム】為替は株の寄り付き前にユーロ/ドルを中心にドル安が進んだことで、ドル/円も一時ドル高に振れましたが、80.80円を割ったところでは比較的底堅く推移しています。寄り付き後は落ち着いた値動きになっています。』
ふむ。よくわからんが、だからどうなるんだ?とFX初心者は思ってしまうけど、こういうのは毎日情報に触れることが大事ですね。
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2011-07-04 14:58
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初心者です。大変文章も親切で読みやすくとてもためになりましたありがとうございます!!
by noircat (2013-05-16 14:27)