スパイクトレードとは？介入警戒感をテコに頻発する短期トレード。これに巻き込まれると痛いです。

◆スパイクトレードとは？
先日（2011.08.22）の11時位に、76.50～76.60円だったドル/円が急伸し77.20円をつけた。
「うお。介入か！」と思った方も数多くいたと思いますが、あっという間に急落して元の値動きに。
08.04の本物介入以後、数回に渡ってこういう動きがあったが、この値動きを


「スパイクトレード」


と言うらしいですね。知りませんでした
以下マネパのハイパースピード「ニュース」の「市況状況」より抜粋です。


『ドル/円は11：00過ぎに76.60円近辺から一時77.20円へと急伸した後、揉み合い小動き。結局、日銀の円売り介入は観測されず、午前の円安は、いわゆるスパイク・トレードによる乱高下とされる。
スパイク・トレードとは、日銀の円売り介入警戒感を利用した短期レードで、薄商いの中で大口のドル買いを持ち込み、「すわ円売り介入か」と市場に擬似介入サプライズを与えて77.20円前後に控えた大口のストップロスのドル買い・円売りを巻き込む。そして円安加速した所を待ち構えていたように「ドル売り叩き」に傾斜する。最近、特に16：00過ぎに欧州勢参入とともに起きる傾向にあり、介入警戒感を材料にした短期トレード。』


ははあ・・・。「日銀が介入したら、買い」の人達、つまり77円前後にストップロス（逆指値）を入れてる人達が大損をしたってことですか？で、仕掛けたヤツはその分の利幅を食って売り抜け。莫大な利益を得たってことでいいのかな。


確かにここんとこ76円台のレンジだし、「介入ないと77円台にはなるまい・・・77円で買いを入れとこう」っていう人が結構いたんでしょうね。でも77円付近に買いを入れてた人はみんなこのスパイクトレードにやられちゃったわけだ。巻き込まれた人は痛かったですね


しかし、どんだけの額を買えばこんなことが出来るんですかね。まあ仕掛ける方にもリスクがあるのかな？でもこのトレードで市場から抜いた額ってきっと物凄い金額でしょうね・・・。


初心者は介入前はおとなしくしといた方がいい・・・と思います。どうも素人考えなんてのは、見透かされたように刈り取られていくような気がします。本物介入を確認してから上昇トレンドに乗っかるのが一番確実じゃないですかね～。



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