EasySniper用リスクヘッジ法。コツコツドカン型EAのリスク管理方法。
『無敵の両建てリスクヘッジ戦法』その3です。今回の記事で最後です。後は実践しながら結果を報告します。
前回、この戦法の具体的内容をお伝えしましたが、今回はその続きです。前回の記事をまだご覧になられてない方は
コチラを先にご覧下さい。「EasySniper」のようなコツコツドカン型EAのリスク管理方法について考察します。
◆『無敵の両建てリスクヘッジ戦法』とは?
具体的にはどんな感じになるかというと・・・(300pipsがストップ値、0.25Lot運用のEasySniperの例)
>含み損が【-100pips】。重要指標発表の直前に『両建てポジ』を入れる。
>重要指標発表!【-200pips】まで急落!そこで『両建てポジ』を決済!+100pips(250ドル)!
>「行って来い」であっという間に元の【-100pips】の地点に戻ってくる。また『両建てポジ』を入れる。
>レンジ相場で【-50pips】に急伸!これは無視。「戻り」で元の【-100pips】地点に戻ってくる。
>下げトレンドで【-150pips】まで落ちる。ここで「両建てポジ」を決済!+50pips(125ドル)!
>今回は戻らず「行ったまんま」。でも新たに「両建てポジ」を入れる。
>週末に重要指標発表!今回は【-200pips】まで急落!ここで「両建てポジ」を決済!+50pips(125ドル)
・・・まあ、実際は日々相場は動いているし、毎日通貨ペアの重要指標の発表なんてないし、こんなに上手くはいかないだろうけど、この例で言うと無敵の『両建てポジ』を利用して200pipsを稼ぎだしてます。この時点で含み損ポジのマイナスも200pipsなので、両方決済すればチャラってことになりますね。もっとうまくやればプラスにだって転じる可能性があります。
この『無敵の両建てリスクヘッジ戦法』は、本来「損切りするはずだった」ポジションを利用して、損益をプラマイゼロ~プラスに出来る可能性がある戦法といえます。上の例で言えば、【-100pips】の時点で損切りを行えば-250ドルが確定して終了となりますが、その-250ドルを許容して『無敵の両建てリスクヘッジ戦法』を行うことによって、日頃出来ないような大胆なトレードが出来ちゃうんですね。
◆この『無敵の両建てリスクヘッジ戦法』で大事なこと
◎マイナスを許容する!(上の例で言うと250ドルのマイナスは諦める)
◎『両建てポジ』がプラスになった場合のみ決済する。※『両建てポジ』のポイントをずらす場合はOK。
◎「行って来い」狙い!戻ってきたらまた『両建てポジ』を入れる。
◎「行ったまんま」の時も出来るだけ素早く『両建てポジ』を入れる。※これを怠ると大損害になりかねません。
◎『両建てポジ』を入れない状態で放置しない。※入れとけば絶対安心。戻りのトレンドの場合は放置も可。
先述しましたが、この『無敵の両建てリスクヘッジ戦法』の強みは、すでにマイナス分を許容してしまっていることです。そこからノーリスクで攻めるだけ攻めるという戦法です。これはやってみるとわかりますが、相当面白いです
極端な話、リミットやストップに刺さらずにレンジしている限り、無敵の「両建てポジ」を利用して永遠に利益を出せる方法です。まあいずれ刺さりますし、実際にはそんなに上手くは行きません。裁量トレードのスキルが多分に必要となります。ただ、今まで恐怖の対象だった重要指標の発表が待ち遠しくなったりしますw※一瞬で相場が大きく動く場合、スリッページが発生する恐れがありますのでご注意を。また、当然重要指標発表時はリスキーな動きをします。もし実行する場合は自己責任でお願いします。
この『両建てリスクヘッジ戦法』の素晴らしい所は、自動売買で含み損を持ってしまったポジションに光を与えられる所だと考えています。今までなら、不良ポジションとして忌み嫌われ、ツバをかけられながら損切りさせられてたポジションが生き返る可能性があるのです。
◆『無敵の両建てリスクヘッジ戦法』のデメリット
ただ、この『無敵の両建てリスクヘッジ戦法』の最大の弱みは、アッサリ元値に戻った場合にマイナスを確定させてしまうことです。本来プラス決済になるはずのポジションがマイナス決済となってしまいます。まあこのマイナスを許容することで成り立つ戦法ですからしょうがないですけどね。「損切りした」と思うのが感情的には一番楽ですけど、やっぱり悔しいですよね。
なので・・・一番難しいのは、『両建てポジ』を入れるタイミングです。
◆『両建てポジ』を入れるタイミング
◎最初にEAが立てたポジションのリミット値がボックス(レンジ)から外れた時。
リミット近く迄は来るんだけど刺さりそうで刺さらない・・・という場合は、その時のボックスから外れている可能性大です。こういう時はレンジブレイクするまでリミットには刺さりません。
そういう時は全然マイナス幅が狭くても(30pips~50pips位でも)『両建てポジ』を入れると面白いように利益を抜けます。東京時間は20pipsくらいのレンジって結構多いですからね。幅の大小にかかわらず、レンジから外れちゃったな・・・と感じたら損失が少ない内に『両建てポジ』入れてみるのもいいかもしれません。もちろん、あっさりリミットに刺さることもありますよ。
◎逆のトレンドになってしまった時。
1時間足や日足を見てみると逆のトレンド・・・これはいつ反転するの?って不安になることもあるかと思います。そして実際にジワジワとリミット値から遠ざかる・・・こういう時も早めに『両建てポジ』を入れた方がいいでしょう。仮に反転せずにそのままストップ値まで行っても大丈夫。反転した時にタイミングよく『両建てポジ』を決済できればプラスにすることも可能です。
◎自分で決めたルールに従う。
その時の状況によって変わってくるとは思いますが、「最低このラインになったら必ず」というタイミングを自分自身で決めておくといいと思います。私の経験から言うと、-100pipsを超えるとレンジから大きく外れている可能性が高いです。1日や2日では戻らないと思います。100pipsを一つの目安にしてもいいかな~と思います。
ただし、100pipsくらいならサクッと戻ることも多々あります(特にポンド系は)。この『無敵の両建てリスクヘッジ戦法』は時間をかけてレンジしてくれるといいのですが、サクッと戻られると諦めるしかありません。まあ損切りしたと思えばいいんですけどね。
◆『無敵の両建てリスクヘッジ戦法』の基本はリスクヘッジ。利益を出すことではない。
この戦法の基本理念は「リスクヘッジ」なので、「如何に大きな損失を回避するか」ということが一番大事になります。マイナスが100pipsを超えると、「戻る」かもしれないし、「戻らない」かもしれない。大半は戻ってくれるのですが、「戻らない」場合は「大きな損失」を抱えてしまいます。この「大きなリスク」を避けるのが一番の目的です。特にEasySniper等の高勝率EAは、少々のマイナスはあっという間に取り返してくれます。「最大リスクを負わない」という考え方をするようにしましょう。
以上、私の考えた『無敵の両建てリスクヘッジ戦法』はいかがだったでしょうか。きっと穴だらけの戦術だと思いますけど、何かの足しになれば嬉しいです。何かお気づきの点があれば、コメント欄からご指摘下さい。宜しくお願いします。
最後に一つだけ。この戦法は完璧にやろうと思っても無駄です。相場は思い通りには動いてくれませんし、思いがけない方へ動くことだってあります。「ああ!もう少し戻るまで待てば良かった!」とか「決済早すぎた!」とか思うこともあるでしょうが、所詮そんなもんです。完璧に出来れば億万長者ですよ
あと、資産運用は出来るだけ余裕を持って行いましょう。余裕があれば『両建て中』に他のEAが新しくポジションをとっても何の問題もありません。
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