FOMC(米連邦公開市場委員会)・・・米国の金融政策を決定する会合で、日銀の政策委員会に相当します。
FRB(連邦準備制度理事会)の理事7名と地区連銀総裁5名によって成り、ベージュブックをベースに議論されます。
※詳しくは
こちらのコラムをご覧下さいね。
先週のEU首脳会議では、英国を除くユーロ圏17カ国を中心に財政規律強化に向けて新条約を作ることで基本合意。どういうことかって言うと、「財政赤字を抑制しないと、制裁を含めたペナルティを課しますよ!」という決定に各国首脳が同調したわけです。
具体的には「単年の財政赤字をGDPの0.5%。最悪3%を越したらアウト!」ってことらしい。管理人は欧州経済の専門家ではないから詳しいことはサッパリわからないんだけど、どの国もそれだけ逼迫してるってことだよねきっと。名前が挙がってるイタリアとかスペインだけじゃなく、ユーロ全体がヤバイってことなんでしょ。
そして、こんな合意じゃあんまし意味ないってのも市場はちゃんと理解してるみたいですね。会議明けの昨日はユーロ売り・ドル買いが加速して一気に1.31台まで下落。この下って大量のストップとオプションがあるみたいだから・・・落ちるときは雪崩のように落ちて行きそうです。
システムトレードをやってて一番怖いのは急騰急落。
市場の意思を汲み取る努力は欠かさないようにしましょうね~。
じゃあ、欧州は、何が悪くてここまで財政危機が進んでるの?
政治が悪いの?経済が悪いの?
もともと日本と同じような少資源国家が多いから、アジア経済が強くなり始めて搾取外交が出来なくなってきたってこと?
実質経済成長率ランキングを見ても上位は軒並みアジア勢。ヨーロッパ勢はほとんどが100位以下だもんねえ。
もしかしたら、今は「時代の転換期」なのかもしれませんね。
10年後、今日の「ドル元」はいくら・・・なんて言ってるかもしれません。
◆今月のFOMC
前置きが長くなりましたけど、重要指標のなかにFOMC(詳細は
こちらのコラムをご覧下さい)がありますね。米連邦公開市場委員会のことです。米政策金利の発表と同時に金融政策が発表されます。いつだったけな。先々月だったかな?ドカーンと相場が動きましたっけ。真っ青になった覚えがありますw
今月のFOMCは本日の28:15発表予定。
ユーロ圏の債務問題が米景気の下振れリスクとなっているものの、米の景気回復は持ち直し傾向。緩やかなペースとはいえ、ちょっとづつ明るい兆しが見え始めています。先日の雇用統計でも大幅に失業率が回復(9.0%→8.6%)しましたしね。今年最後のFOMCとなりますが、今回追加の金融緩和政策は無いと考えるのが妥当みたいです。
こういったイベントは、どんな内容なのかを緻密に知る必要はないかもしれませんけど、概要を知っておくだけで知識に幅が出来ます。サラッとでいいので上記コラムを一読しておくといいと思います。
というわけで、今回のFOMCはノンイベントとなる可能性が高いですけど、サプライズがあった場合に備えて突発的値動きに弱いEAは止めおく方がいいかもしれませんね。
「Mao Asada 2005 GPFinal LP」 年齢制限でオリンピックに出られなかった15歳の真央ちゃん。演技が終わった後の笑顔が最高です!悲しみを乗り越えて、もう一回この笑顔を見せて欲しいと希います。
すいません。私事で恐縮なのですが、2~3日ブログをお休みします。
ちょっとお引越しです。近所にいい物件があったのでw
※残念ながら、夢叶って新築の家を建てたわけじゃありません~
「・・・家を建てた話」ってブログ名を変更出来るように今後も頑張って行きますので宜しくお願いします
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2011-12-13 13:14
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