「騙される人」と「騙されない人」はドッチが得？
こんにちは。ブログ管理人のasajiroです。
今週の窓は警戒していたのですが、たいしたことありませんでしたね。
小窓はさっさと埋まって下落中ですが、「押し目買い」の玉もかなりあるとの話。
ロンドンまで様子を見たいカンジですね。
さて、世の中には
「騙される人」と
「騙されない人」がいます。
「騙される人」＝損をする人、被害者、可哀相、「騙された自分が悪い」と思っている
「騙されない人」＝損をしない人、慎重派、頭の回転が速い、「騙される方がアホ」と思っている。
さて、ドッチが得でしょー？
「騙されない人」の方が得。
と考えるのが当然ですが・・・実際は「騙される」のも悪くありません。
もちろん数十万、数百万円、数千万円といった致命的なお金を騙し取られるのは避けなければなりませんが、
原監督には同情するわー。一億円か・・・
数万円位騙し取られるのは、逆にプラスだったりします。
騙すというと人聞きが悪いですが、「ＦＸ」を例にしてみましょう。
「ＦＸは簡単に儲かるぜ！」という「謳い文句」に煽られて始めたＦＸ。
儲かるどころかマイナスが増える一方。
10万円負けちゃったとしますね。
普通、「騙された！」と思うでしょう？
ここで
「なにくそ！絶対儲けてやる！」と必死で勉強する人。
この人達が将来「勝ち組」になる人達です。例外はありません。
必ず最初は痛い目にあって、「なにくそ！」と立ち上がった人じゃないと勝てるようにはなれません。
この人達は、最初に負けた10万円などあっと言う間に取り返してしまうでしょう。
そして
「もうＦＸは絶対しない！」と決め付けてしまった人。
この人達は10万円損してヤメタから損？いいえ、そんなことはありません。
ＦＸは難しく危険だということは骨身に染みて分かったでしょう。浅いながらも為替の知識も付きました。
将来、何がしかの資産運用をする時に、この知識は必ず役に立つはずです。
仮に、大金が手に入った時に陥る「お金使わなきゃ病」にも抵抗が出来るはずです。
「お金使わなきゃ病」とは、退職金などの大金が手に入った時によく陥る病気です。
やれ株だ、やれ外貨預金だ、やれデリバティブだ、リスク分散だのと色んな人が勧めてくるわけです。
その時にＦＸを始める人もたくさんいるでしょう。その時に、最初負けた10万円が活きるわけです。
イタタタタ・・・
こうやって考えると、最初に騙されなかった人は知識も経験もない真っ白な朴念仁。
この朴念仁が大金を手にしてちょっとでも心が緩んだ時に・・・負けは10万円では済まなくなるわけですね。
人間なんてそんなもの。
特に、お金を手にして豹変する人はたくさんいます。
パチンコすらやったことない真面目一辺倒のお父さんが、いきなりギャンブル狂いになったり、
若い頃は勉強ばかりで全く遊ばなかったエリートに限って、夜の街にのめり込んだりするわけです。
いや。アウト（笑）。
致命的なダメージを負うのはいつも、そんな
いつもは「騙されない人」達です。
何もＦＸに限ったことではありませんが、小さく「騙される」のは悪くありませんよ。
もちろん、「騙されずに知識や経験だけ得る」というのが最高です。
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今週は月初となりますので、重要指標が目白押しです。
今日は、米6月ISM製造業景況指数がありますし、各国の政策金利やドラギ総裁の会見、金曜日は恒例の米雇用統計があります。さらにさらに、民主党は分裂騒ぎで政局は不安定。デンジャラスな1週間になると思います。徹底してリスク管理をするようにしましょう。
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2012-07-02 11:53
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