◆2012年10月5日、9月米国雇用統計の発表
こんにちは。ブログ管理人のasajiroです。
明日は米雇用統計が発表されますが、ちょっとユーロ圏の現状。
ユーロ圏の失業率は2012年8月で11.4%。
ユーロが導入されてから最悪の水準で推移しています。
特に緊縮財政を迫られているギリシャ・スペイン・ポルトガルなどの雇用悪化が顕著。
ギリシャの失業率は24.4%、スペインは25.1%、ポルトガルは15.9%です。
特に若年層(25歳未満)の雇用は最悪で・・・
ギリシャ55.4%、スペイン52.9%、ポルトガル35.9%、アイルランド34.7%、イタリア34.5%・・・と続きます。
実は、フランス25.2%、イギリス21.0%と欧州主要国も軒並み高い数字。
マシなのは、ドイツ8.1%、オランダ9.4%、オーストリア9.7%くらいなのです。
スペインなんて若者の半分は働く場所すらないーーー。
緊縮財政反対のデモが過激になるわけだ。
これら若年層の雇用がない国=救済を求める重債務国。
これら重債務国の国債を大量に保有する欧州の銀行。
膨らんだ風船は、針の一突きで破裂します。
今度の「・・・・ショック」は「何ショック」でしょうね?
何事も「想定」しておくことで、予防・対処が出来ます。「・・・うそだろ」ってならないように!(笑)
さてさて、明日は大イベントの「米雇用統計」の発表です。
ってか今日も重要指標の目白押し。
英中銀やECBの政策金利の発表(据え置き?)。
ドラギ総裁の愚痴。
FOMC(QE3(量的緩和第3弾)のその後は?)。
前回8月の弱い雇用統計の結果がQE3のトリガーとなったわけですが・・・
さて市場への影響はどうだったのでしょうか?
まあ、そんなにすぐ雇用に直結するとも思えませんが、
予想では先月結果より強い数字になっています。
前回の雇用統計時のユーロドルのチャート。ドルが売られ継続したトレンドが発生しました。
◆雇用統計とは?
米雇用統計では、失業率とNFP(非農業部門雇用者数:nonfarm payrollsの略)を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。
今回の「9月米雇用統計」の予想。
◎非農業部門雇用者数:11.5万人
◎民間部門雇用者数:12.9万人
◎失業率:8.2%
・・・ちなみに弱かった先月「8月米雇用統計」の結果は?
◎非農業部門雇用者数:予想+12.7万人 → 結果+9.6万人
◎民間部門雇用者数:予想++13.8万人 → 結果+10.3万人
◎失業率:8.2%→結果8.1%
しかし、よく見ると、QE3を発動したにもかかわらず、
先月より弱い予想になってますね。うーん。
今回の予想は・・・・・・分かりません。
本来、QE3を発動したからには、期待値込みで雇用者数も改善されると思いますけどねー。
昨日は、ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数が強い数字だったことからドルは買われましたが・・・
本番と関連するとは限りませんからねえ。ちょっと予測不能です。
どちらにしろEAはストップ。保有してるポジは整理。裁量もお休みです。
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【asajiroの今日の相場眼】
・ユーロドル
昨日、対円はドルが買われたのですが、対ユーロはあまり動きがなく・・・
仕込んだショートポジションもチョイプラスでさっさと手仕舞いしました。
まあ、チャートを見てみると・・・今日明日の指標発表待ちの様子見・・・といった所でしょう。
ポイントは、今日明日の指標発表でトレンドが発生するかどうか?
THVシステムの日足でみるとTrixが赤から緑へ。
順行のダイバージェンスも出現してるので、トレンドの転換点となるかもしれません。
どちらにしろ、トレンドが発生したらその方向に乗るだけです。さてどうなるかなー。
驚異の「THV v4システム」。これがあるとエントリーに迷いません。
今まで、1人でFXをやってきた方は是非登録してね。これからは一緒にやって行きましょう!
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2012-10-04 11:54
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