日本の失業率は、世界が羨む低水準（4.2％）。しかし、これからはどうなるか分かりません。
解雇自由化なんて言葉が流行りだすかもしれませんよ。
こんにちは。ブログ管理人のasajiroです。
昨今の経済界のニュースは悪いニュースばっかり。暗～い気持ちになりますね。
そんな中、会社員の首を締め付けるような記事を書くのは心が痛むのですが、
現実はもっと厳しいだろうと思いつつ筆を進めます。
「解雇は当たり前、ニッポン雇用の修羅場」
パナソニックをはじめ、シャープ・ソニーなどの家電大手やＮＥＣやルネサス等の電子機器大手が大規模なリストラを決行。その他、早期退職者募集を行っている上場企業は50社以上に登ります。リーマンショック時の不況を上回る恐れもあるそうです。
これら上場企業の子会社、関連会社、その取引先は相当数に登るとみられ、
これから・・・・・・企業の生き残りを賭けた「大リストラ時代」が始まると考えられます。
これに、自動車業界が加わったら・・・？
って考えるだけで恐ろしいですね。
今後の日本の雇用市場は果たしてどうなるのでしょう？
以下、今までのリストラの形態を時代を追って列記してみました。
①中高年狙い撃ちリストラ
②全従業員を対象とした希望退職
③整理解雇（希望退職という名の退職勧告）
④強攻解雇（ロックアウト型強制解雇）
①の段階はすでに通り過ぎ、現段階で行われているのは、②や③です。
いえ・・・おそらく③でしょうね。自ら望んで②を選ぶ人等わずかでしょう。
「君にやってもらう仕事はない」
「残ってもどの職場になるかわからない」
上司や人事に呼び出され、何度も何度も退職を勧奨されます。
これが違法じゃない？のだから始末に終えません。
毎回2時間を越える退職勧奨。を合計10回。
同じことを繰り返し繰り返し言われたら、
誰だって脳ミソが豆腐になって「辞めます」って言うんじゃないの？
「ideas for life」より、企業存続の知恵が欲しいパナソニック。このままだとジリ貧。
状況が厳しいのは分かります。
リストラしないと会社自体が生き残っていけないのも分かります。
しかし、企業が汚いのは・・・必ず、
自己都合退職
に追い込むことです。いわゆる、
クビ！（会社都合退職）
には絶対しないこと。
これは皆様もよく覚えておいて下さい。
企業は滅多なことでは「会社都合退職」にはしません。
何故か？
法的に企業の方が弱いからです。
例えば、何の落ち度もなくいきなりクビにされた場合、
法的に訴えればかなりの確率で勝ちます（もちろん、企業側に正当な理由があれば別。法的証拠も必要）。
つまり、自分から「辞めます」と言わない限り、企業はそう簡単に「辞めさせる」ことが出来ません。
なので・・・ほとんどの場合、リストラは
執拗な退職勧奨や不当な配置転換、イジメや理不尽な待遇を経て、
「自己都合退職」の名の下で行われるのです。
また、退職金さえまともに出ない中小企業では、
「会社都合退職」だと退職後数ヶ月は給与を支給する義務があるので、これまた絶対にしません。
（経営者によっては、きちんと「会社都合」にして支払う場合もあります）
雇用保険の適用も「会社都合」と「自己都合」では、もらえる期間や時期が大幅に違います。
※自己都合だと退職して3ヶ月後から3ヶ月等と短い期間に対し、会社都合だと退職した翌月から6ヶ月等支給されます（勤務した年数などによって変わります）。
懲戒解雇というのは、「不正」「刑事罰」「就業規則違反」など、被雇用者側に落ち度がある場合の話です。
で、えげつないのが、最近流行りだした
④の強攻解雇。
これは・・・有無を言わさず
「明日から来なくていい。今すぐ退社しろ！」と言われるそうです。
言われた方は「パニック！」です。
え？え？いきなりクビ？
俺、何かしたっけ？なんで？なんで？
で、「自己都合退職にするなら、解雇は撤回し、退職金を渡し、再就職先を世話してもいい」
等と言って来るわけです。
もうクビになったと思い込み（実は解雇にはなってない）、
退職金貰えないとヤバイ！就職先も・・・なんてパニックのまま、
「一身上の都合により・・・」
なんて「辞職願」を書いてしまえば「自己都合退職」の一丁上がり。
人事部はニンマリとするわけです。
実際は、何の落ち度もない人間を理由なしで「解雇」など出来ません。
余計な時間や知識を与えず、物的証拠（訴えるとなったら必要）を与えず、
パニック状態にすることによって「退職願」を書かせるのが目的です。
ここで、
「わかりました。不当な解雇として訴えますので、証拠書類を整理する時間をもらえますか？」
「あ、あと今の会話録音するので、もう1回最初からおっしゃって下さい」
と言える人間が果たしているでしょうか？
これを言ったら会社と全面戦争となりますが、物的証拠があればまあ負けないでしょう。
会社も負けるのは分かってますから懐柔してくるはずです。
知っておかないと、パニックに陥って「退職願」を書く羽目になるのがオチです。
ただでさえ、お偉いさんが出てきてそんなことを言われたら何も考えられなくなりますよね。
まあ、退職する予定だったり、
次の仕事の目処が立ってる場合は必要ないかもしれませんけど。
というわけで、
「解雇自由化」のタイトルの通り、これからはあの手この手で退職を迫る企業が増えると思われます。
文中でも述べた通り、私は企業のリストラが悪だとは思ってません。
被雇用者にとっては最悪の施策ですが、株主や企業にとってはベターな施策がリストラです。
仮に、あなたが一会社のオーナーで、誰かを辞めさせないと会社がヤバイ！潰れてしまう！
となったら迷わずリストラを行うでしょう。そうしないと共倒れですからね。
永久に存続する企業などないし、
定年まで勤められる！なんてのはすでに幻想でしかないと思います。
問題は、リストラのやり方です。
リストラ部屋に詰め込んで発狂するほど追い込んだり、
パニックにさせて「退職願」を書かせたりなんてのはおよそ人のやることではありません。
何より・・・リストラなんて無い時代になるのを望みます。
国や企業に振り回されずに生きていくことは出来ないのでしょうか？
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・ユーロドル
保有している1.2678sの損切りのタイミングを計ってるのですが・・・（笑）。
ちょっとタイミング逃したかなー。だいぶん戻したけど、まだ－60pipsです。
しかし方向性が分かりませんね。
トレンドが変わったかな？と思ったら落ちてきたし。うーん、難しい。
・豪ドル円
ドル円が81円台で高止まりしてますが・・・ダブルトップの形になってます。
豪ドル円も同じように高値の84円の所で引けました。
さて、こっからどうなるのかな？落ちると予想しますが・・・
抜けたら87円位まで行くかもしれません。円次第ですね。
83.41s保有中（早く損切りしろ！笑）。
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