今週末はモスクワでG20が行われました。「通貨安戦争」の行方は・・・。
こんにちは!ブログ管理人のasajiroです。
今週末に行われたG20(モスクワで開催、主要20カ国財務相・中央銀行総裁会議)では、
「通貨の競争的切り下げをしたらあかん!為替目標も設けたらあかん!」
という共同声明が発表されました。
<共同声明>
・世界経済のリスクは後退し、金融市場の信認も改善したが、リスクは残り、成長は依然弱い
・ユーロ圏はより強い経済と通貨同盟、日米は財政の不確実性を解消するため継続的な努力が必要
・先進国は9月のG20首脳会議(サミット)までに信頼できる中期的な財政戦略を策定する
・金融政策は景気回復を支援しつつ、国内物価の安定に向けられるべきだ
・国内目的のために実施される政策が他国に与える悪影響を監視し、最小化に努める
・通貨安競争を回避。競争力強化のために為替レートの目的とせず、あらゆる形での保護主義に反対
ううむ。明らかに、ここ数ヶ月の円安にクギを刺す内容だと思いますが、
てめえらのことは棚に上げてよう言うわ!って思いますが、
「安倍政権がデフレ不況からの脱却に全力を挙げていると説明し、一定の理解を得られた」
と麻生財務相は言っています。
超プラス思考なのか、国内に向けたポーズなのか・・・。
まあ、基本的には「名指し」じゃなく、すべての国々に向けた声明ではありますが、
「これまでの円安はまあええわ。けどコレ以上はアカンよ!」
って言ってるように思えます。
実際、新興国や途上国からは「事実上の通貨安誘導政策」と批判が出ているみたいだし。
日本からの部品輸入に頼りきっている韓国等は死活問題?
日本に輸出している中国や農業国もイヤなんでしょうね~。
当然、「自国通貨安」にしたいユーロ諸国やアメリカの本音もそうでしょう。
まあ、各国の思惑は置きまして、
我々にとって問題なのは、
今後の日本経済や為替相場がどうなるのか?ということ。
クギを刺された安倍政権は、コレ以上の円安誘導を控えるのか?
それとも、「いや、円安誘導じゃないです!」と言い切って継続させるのか?
来週の為替がどうなるのか要チェックですね。
しかし、円安になるってことは、単純に考えて輸入コストが上がるってことです。
日本は食料や資源等を輸入に頼りきっているわけですから・・・
早々にスーパーの値札が10%ほど値上がりするんじゃないですかね?もう上がってるのかな?
まあ、今までが「安過ぎた」ということでもあるのですが。
デフレ脱却による経済効果が、
我々一般人の財布に届くのはいつになるのでしょう。
すぐに賃上げなどなるはずもありません。1年後か2年後か・・・テレビでは3年後って言ってました。
さ、3年後か・・・。
いつも、割りを食うのは何も知らない一般人。無知は罪。搾取されるだけ。
大事なのは、お上が言ってることを理解し、未来を想定して今行動すること・・・だと思います。
>>>
次のページ(原資を貯めるという考え方を意識すると上昇スパイラルになる。)
<<<
前のページ(ロシアに隕石落下!WhiteBear何とかDD回避。)
FXのことだけじゃなく、色んな話をしてます。良かったら登録してね。【asajiro今日の相場眼】配信中。
★
asajiroのFX自動売買講座です。
「損しない自動売買ソフトの選び方」「32分で1万円稼ぐ裏技」などプレゼント中!
いつも応援有難うございます!
↓
驚異の「THV v4システム」について解説してます。
「Thvシステム」ってなんだよ?って方は是非ご覧下さい。
2013-02-17 13:12
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
共通テーマ:マネー
コメント 0