10月の米雇用統計は微妙な結果に・・・今月のドル円はどうなる？
こんにちは。ブログ管理人のasajiroです。
ようやく日中首脳会談が行われる見通しとなったようです。
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日中首脳が会談へ 前提として合意文書発表 異例の対応
中国側は、
「尖閣をめぐる領土問題を認める」
「首相が靖国参拝をしない」
を首脳会談実現の条件として来ましたが、
今回、そのいずれの条件も満たしてないにも関わらず、中国側が折れた形です。
これは中国側の態度が
急激に軟化したと見るべきでしょう。
新聞には「国際的なイメージ悪化を避ける為」とありますが、
今までだって何度も安倍首相の首脳会談要請を断って来たじゃないですか。
そんなもんを気にして日本に譲歩するような国じゃないですよ。
背景には
・集団的自衛権の行使容認が、国際的に認められ歓迎されたこと。
（反対しているのは中国、韓国のみ）
・オバマ大統領が「尖閣は安保の適用範囲内である」と明言したこと。
・南シナ海などの緊張で国際世論の非難を浴び、アジア諸国の対中国シフトが進んだこと。
などがあるかと思います。
中でも
集団的自衛権の影響は大きいですよ。
与党の一部（公明党）や野党の一部やマスコミの多くは、
あの手この手で
集団的自衛権の行使容認に反対してましたが、
結局・・・安倍首相の掲げる「積極的平和主義」は多くの国の歓迎を受けました。
もし、集団的自衛権の閣議決定が為されなかったら？
アメリカやアジア諸国は失望し、
結果中国に対する圧力は弱まり、
中国が折れることは決してなかったでしょう。
もしかすると・・・集団的自衛権の閣議決定、朝日新聞の捏造認定報道以降、
日本を取り巻く国際世論が変わって来たのかもしれません。
（中国はそれを敏感に感じ取っている？）
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朴政権の日本批判、「大衆迎合」「不合理」と海外メディアが批判
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慰安婦問題でテキサス親父に次ぐ「外国人援軍」マイケル・ヨン氏
今までアメリカさえも中韓の日本叩き（靖国問題、慰安婦問題など）を迎合していた感がありますが、
上記記事を見ても分かる通り、日本を援護する記事も増えて来ています。
そう、国際社会で重要なのは
「事実」ではなく
「世論」なのです。
こりゃ、韓国の対日姿勢も変わるかもしれませんね～。
（
いや、韓国は変わらんか。笑）
と言っても、
中国はシタタカですからね。
尖閣・沖縄を諦めたわけではありませんし、
歴史問題とやらで日本を貶めることも忘れません（笑）。
（ちなみに、靖国参拝も朝日新聞が火を付けるまで何の問題もなかった）
この日中首脳会談の裏にも色んな思惑があるはずです。
個人的には、11月16日の沖縄知事選と関わりがありそうな気がしますけど。。。
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沖縄を中国に渡すな！
基地移設やオスプレイ配備に反対して喜ぶのは、さてどの国でしょうね～。
沖縄県民が誤った選択をしないことを祈ります。
・・・
さて、
11月7日、2014年10月の米雇用統計が発表されました。
【2014年10月米雇用統計】
◎非農業部門雇用者数。予想：＋23.5万人→結果：＋21.4万人
◎民間部門雇用者数。予想：＋22.5万人→結果：＋20.9万人
◎失業率。予想：5.9％→結果：5.8％
予想には及びませんでしたが、20万人はクリアしてまあまあの結果に。
失業率は0.1％改善され5.8％。
というわけで、
今回は微妙な感じで「行って来い」。その後はドルが売られました。
当たらないと噂のasajiro予想は・・・ドル高でしたので、ハズレですね（笑）
米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。
現在のユーロドルはドル高の流れによって完全に下落トレンド中。
今回の雇用統計では上下に80pipsほど振れましたが・・・そう大きい影響はなかったですね。
米雇用統計発表後のドル円のチャート。
上下に激しく振れたあと、わずか10分かそこらで元の水準に。
その後ドルが売られました。これは、雇用統計の影響というより・・・利食い売り？
さて、
私が毎月月初に「米雇用統計」の回顧・分析をしているのは、
暇だから。
・・・ではなく、
その月の為替動向を予想するためです。
なぜなら、米雇用統計の結果が「その月のトレンド」となることが多いからです。
（もちろん全く逆になることもあります）
今回の米雇用統計は予想数字からは若干落としましたが、
目安である20万人は維持してますし、失業率も改善されました。
「米経済は順調に回復している」
と考える人が多いと思われますよ。
今後は「ゼロ金利解除」が課題となるわけですが・・・
基本的には
「ドル高」で見ておいていいと思います。
それよりも今チェックしておかんといかんのが
円です。
日銀の追加緩和砲が発射されてから、
あっという間にドル円は115円まで来ました。
「115円まで行っても不思議じゃないですよ～」
と、つい一ヶ月前に言ってたのを思い出します。
さて、自分の常識を疑いつつ、
カプチーノで空条承太郎を作りながら聞いて頂きたいのですが、
これからの
ドル円大局観は、
・118～120円くらいまでノンストップで行く。
・一旦調整が入って110～115円のレンジになる。
のいずれかだと見てます。
今回の米雇用統計で「ドル高」になってれば、
ドル円の上昇も加速したでしょうけれども・・・
微妙な結果になりましたので、
一旦調整入るかもしれませんね～。
（もちろん絶好の押し目かもしれません）
いずれにせよ、
現在は
ドル高円安トレンドの真っ最中。
「ここが天井」と決めつけることは絶対にしちゃダメです。
そんで調整が入るとしたら
500pipsクラスの大調整になることも考えられます。
ロングにせよ、
ショートにせよ、
必ずストップを入れておきますように。
致命傷となるリスクを避けるのが投資の基本です。
応援有難うございます。
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2014-11-08 11:00
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