金融緩和を続ける日本、欧州。QE3を終え、ゼロ金利解除を模索するアメリカ。
円安、ユーロ安、ドル高の流れで2015年は進むと思われますが・・・
安倍政権の中枢から「円安」を牽制する発言が飛び出しました。その意図は？
こんにちは！ブログ管理人のasajiroです。
振り返れば、
ユーロ円は下落トレンド。
約2年振りの安値をつけております。
（大局観を養う為にも、毎日各通貨の日足を見る癖をつけるといいですよ）
今年、ECBが量的緩和を発表してユーロ安に加速がついたわけですが、
日銀も負けずに緩和政策を続けているわけで、
今後ユーロ円がどうなるかは分かりません。
さらにユーロ安になるのか？
はたまた反発するのか？
しかし欧州はいくつも爆弾を抱えてますので、
ユーロ安の方が強いですかね～。
特に緊縮反対派が政権を握ったギリシャについては、
「ギリシャ当局が債務不履行（デフォルト）を宣言する準備を始めた」と、
英紙フィナンシャル・タイムズ紙が報じユーロが売られましたよ。
ギリシャは否定してますが・・・実際の所どうなんでしょうね？
しかしまあ私達は、
債務不履行（デフォルト）が起きると
世紀末救世主伝説が始まってしまうのでは？
と思ってしまいますが、
実は世界中で度々起こってまして、
→
世界のデフォルト経験国家一覧表
案外コロリと
「ギリシャ、デフォルト！」なんてことになるのかもしれませんね。
無責任かつ迷惑千万かつ無法混沌な選択ではありますが、
国が無くなるわけでも滅ぶわけでもないですもん。
さて、
ユーロ安の流れは止まらないにせよ、
円安の流れはどうでしょう？
こちらドル円の日足チャートですが、
・・・最近は足踏みが続いてますね。株価はドンドン上がってるのになあ。
そんで、浜田宏一内閣官房参与の発言。
「120円はかなり円安、105円くらいが妥当」
という4月14日夜BSフジ「プライムニュース」での発言をキッカケに
ドル円は
ドカンと下落。
上方を伺っていたドル円に冷水を浴びせました。
この方は、安倍内閣の経済政策ブレーン。
単独での発言とは考えにくいので、
政府の裏意向があったものと考えられますね。
おそらくアメリカに対する配慮（ドル高抑制、アメリカ議会対策）があったものだと思われます。
統一地方選への影響を考えて・・・という話もありますが、
確かに122円を超えちゃうと130円目指す展開になっちゃいますからね～。
そうすると「行き過ぎじゃね？（批判が起きる）」と政府筋も考えたんかもしれません。
ってことは、
今後
円高になる？
それとも
レンジになって落ち着く？
さて、どうなんでしょう。
いつも言ってますが、
大事なのは今後です。
今後どうなるかというと・・・
私個人は
ドル円はまだまだロングかなと思っています。
何故かと言うと、
円安圧力よりもドル高圧力が大きいからです。
（今年中に米国金利が上がると思われます）
（日銀の追加緩和の可能性もあります）
なので、これから一旦下落するかもしれませんが、
落ちた所から押し目ロング推奨。
ユーロドルは当然戻り売り推奨です。
ただし、ストップを入れるのを忘れないように。
しかし、こういう偉い人って・・・
FXで儲け放題じゃねーの？
と思うのですが実際どうなんでしょう（笑）。
（いや、もちろんバレたら大変なんで本人はやらないだろうけど、抜け道はいくらでもあるよねー。・・・と思ったり思わなかったり）
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2015-04-15 15:47
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