エネルギーを溜める感じでレンジしていたドル円が上にブレイク。
予想通り円安が進む形になりました。さて・・・この円安どこまで行くの?
こんにちは。ブログ管理人の浅次郎です。
今日、5月28日より、
ドイツ東部のドレスデンで、
先進7か国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が行われますよ。
何の話をするのか想像するに、
・中国の動きについて
・ギリシャの扱いについて
・為替レートについて
などが議題に上がるんじゃないかなーと思います。
アジア・アフリカはもとより、
南アメリカにも積極的な外交を繰り広げている中国。
「アメリカ」に対抗意識を燃やしているのはもうバレバレでありまして、
AIIB事件(西欧諸国がこぞってアメリカを裏切った)から、
アメリカの中国に対する態度が、ガラッと変わりましたよ。
不法な埋め立てやら、威嚇やら、船ぶっつけやら・・・
中国のやりたい放題だった「南シナ海」についても、
名指しで非難し始めましたからね。
こりゃ面白いことになりそうだ(笑)。
ギリシャのデフォルト問題も確実に議題に上がるでしょう。
EUのトゥスク大統領は、
「ギリシャのユーロ離脱は反対だ。選択肢にもない」
と言ってますが、こんなもんを信じちゃいけませんよ。
心の底ではどう思ってるか分からんし、
そう言わねばならん大人の事情があるはずなので。
異変はいつも、
私たちの予想を裏切って起こります。
常にリスクを想定しておくことが大事ですぞー。
それから為替レートについて。
これが本題なのですが、
120円付近でレンジしてたドル円が、
ブレイクと同時に一気に124円まで買われました。
米の利上げ観測からドルが買われたのが直接の原因だそうですが、
ブレイクしてからは速攻でしたね。
んで、まだまだ上がりそうです。
しかし、急速な為替レートの変更は、
日銀の望むところではないでしょうし、G7の望むところでもないでしょう。
アメリカは産業界からドル高是正の声が上がってますし、
不景気にあえぐ欧州もユーロ安大歓迎であります。
というわけで、
G7で「ちょっと円安行き過ぎじゃね?」という話になれば、
(もちろん、そんな直接的な言い方はしませんよ。遠回しな表現になるかと思います)
一端
調整という形で冷や水が掛けられるかもしれません。
ロング持ってる方は週明け要注意。
しかし、このまま順調に米経済が回復し、
ドルの利上げが発表されれば・・・ドーンとドル高になりまよね?
そして円はまだまだ金融緩和中。
大局観の話になりますが、
秋までにはドル円130円突破すると予想しておきます。
(ガックンとなる可能性も十分あるので要注意)
ではまた!
【おまけ】日銀の2014年決算。利益は前年比39.3%増の1兆90億円。
い、一兆円???
ふむ。日銀のことはよく分かりませんが、
国債の利息収入が約3割増えたらしいです。
(ちなみに、1兆90億円の内、7567億円は国庫に納めるらしい)
2015年3月末の日銀の総資産残高は323兆5937億円。
これってほとんど全部国債ですよね?
利息が3割増えたってことは国債残高も3割増えたはず。
そしてまだまだ増えるってわけ。うーむ。
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共通テーマ:マネー
ギリシアは無視でいいと思う。
ただ、道具として使われているだけだ。
by ミニスカ天国 (2015-06-02 18:22)