2016年3月10日にECB政策金利の発表があり、追加緩和の内容が明らかになりましたが、マイナス金利の拡大、量的緩和の拡大（600億ユーロ→800億ユーロ）、社債の購入・・・と市場の予想を超える満額回答でドラギマジック発動！劇的にユーロ安になるかと思いきや・・・結果は逆でユーロ高（円安、ドル安）に。なぜ？原因は何？理由は何？何が起こった？
こんにちは！ブログ管理人の浅次郎です。
最近の相場はホント謎です。
米雇用統計で大幅プラスになってもドル高にならん！
日銀がマイナス金利を導入しても円安にならん！
んで、今回、ECBが市場の期待を超えた追加緩和策を発表しました。
・マイナス金利の拡大（0.3％→0.4％）
・量的緩和の規模増額（月600億ユーロ→月800億ユーロ）
・買い入れ対象に社債を追加
・国際機関債の買い入れ上限引き上げ（33％→50％）
・貸出増加を条件とした銀行への長期資金供給第2弾開始。
こ、これは・・・120点の満額回答なのでは？
昨年12月は市場の期待を裏切って痛い目に遭ったECB。
今回は期待を超えた内容で名誉挽回！
こ、こんどこそ！
ドラギバズーカ！
（ユーロ安、円高、ドル高）
となるはずが・・・
なんと逆にユーロ高となりました。
ユーロドルは一旦150pipsほどユーロ安となるも、
そこから一気の巻き返し（利食い？）で1.0820→1.1220と400pipsの昇竜拳。
3月11日は多少調整が入ったものの結局発表前よりユーロ高に。
ユーロ円も一旦100pipsほどユーロ安になった後に、300pips超の昇竜拳。
調整が入った後もユーロ高に・・・
な、
な、
なんでやねん！
まあ、色んな所で色んなことが言われてますよ。
→
ロイター「ドラギ総裁の千慮の一失」
→
ブルームバーグ「欧州株(11日):反発､銀行株が主導－独ＤＡＸは昨年８月以来の大幅上昇」
「その後の記者会見での利下げ打ち止めを示唆するドラギＥＣＢ総裁の発言をきっかけに失望に転じた」
え？
たったそれだけで、失望に変わった？
ホントかよー？？？？
だって・・・今回の金融緩和のキモは量的緩和でしょう？
市場に流すお金を
「月600億ユーロ→月800億ユーロ」に増やすわけですよ。
金利のどうのってのは効果が出るまで時間が掛かるのかもしれませんが、
この量的緩和のインパクトはかなり大きいと思うのです・・・
さらに、社債も買うって言ってるし、
国際機関債の買い入れも増やすって言ってます。
普通に考えれば、
どかーーーーーーーん！
とユーロ安になってもおかしくないのでは？
そしてユーロ安のトレンドになってもおかしくないのでは？
（株・債権はECB砲を受けて上昇したようですが）
でも、そうはならなかった。
ならんかったどころか
ユーロが買われた。
あり得ん！やっぱりあり得んわ！
どのくらいあり得んかというと、
タモリが、
「バイキング！」の司会になるくらいあり得んわ！
（1回も見たことないけれども）
いや・・・
熊本のお笑いの星「ヒロシ」が・・・
再ブレイクするくらい有り得んわ！
（つか、ヒロシ！修造カレンダーパクリかィィィィ！）
なんか裏が有りそうな・・・
なんか騙されてるような気がした41の夜・・・
来週も日銀イベ、FOMCイベ・・・とデンジャラスナイトが続きますので、
（日銀にとっちゃ想定外の円安だったろうなあ・・・）
youtubeで松浦亜弥でも見ながら（←マ、マジで歌上手い）
アプローチの練習でもしたいと思います。
休むも相場・・・でありますよ。
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2016-03-12 17:46
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