GPIF(年金積立金管理運用独立法人)が5兆円のマイナスを出したとニュースになりましたが、もしかして、日本の経済成長は今が天井?これからは良くても現状維持?その為には「人口維持」が必須ですが、少子高齢化は否応無しに進んでいきます。今必要なのは目先の財政出動ではなく少子化対策?
こんにちは!ブログ管理人の浅次郎です。
私は疾走感のあるバイオリンの音色が大好きでして、
桑田佳祐の「銀河の星屑」のメロディーが大好きなのですよ。
なので、
こんな感じの作業用BGMも大好きです。
勉強や作業のお供などにどうぞー。
さて、
ちょっと前に、
GPIF(年金積立金管理運用独立法人)の評価額が
5兆円マイナス
になった話がニュースになりましたね。
→
GPIF:評価損5.2兆円、運用改革後の全収益が消失-4~6月
「うおっ!俺たちが収めた年金減っとるやんけ!」
・・・と国民年金や厚生年金を毎月収めている国民が激怒するシーンであります。
私がサイヤ人なら、
スーパーサイヤ人になって怒る所でありますが、
私はスーパーサイヤ人ではありませんし、
冷静に全体を見てるので、変身して怒ったりはしません。
そう、実際は・・・
「2001年度からの累積収益は40兆1898億円」
つまり、89兆円くらいでスタートして、今は129兆円ってこと。
お、大幅プラスやんけ!
※
年金積立金管理運用独立行政法人のHPより
アベノミクスで・・・株価は大分上がってますからねえ。
「5兆円マイナス」のニュースは事実でありますが、
マスコミは目先の報道を大きく語り、
本質は小さくしか語らないことが多いので注意が必要ですよ。
5兆円マイナスは事実だけれど、
今までのプラスのことも一緒に書かないと不公平では?
ま・・・株の比率を増やした途端に、
大幅マイナスかい!
という点はあるでしょうけど、
※今は、株式の運用が50%を占める。
そもそも「年金」は・・・
このままでは足りなくなること明らかでありまして、
(だから社会保障改革、年金改革と銘打って減らそうとしている)
投資という方法で増やすのは、ある意味必須!だと思われます。
(経済が成長すれば年金も増える仕組み)
(年4.5%の利益を出さないと今の年金制度は維持できない)
・・・しかしそれは
「経済成長」が前提の話。
果たして、
世界経済は、日本経済はこれ以上成長するのでしょうか?
実は・・・
リーマンショック以降、
世界経済は下降トレンドになったのでは?
我々の住む日本は豊かな国です。
車は一家に一台、あるいは二台。
テレビや冷蔵庫のない家なんてないし、
携帯(スマホ)は一人一台の時代。
必要なものは全部揃っている。
企業は、これ以上何を売るのでしょうか?
なんか売るもんある?
iPhone7を楽しみにしている人も多いと思いますが、
爆発的に売れるか?というと非常に疑問です。
iPhone5でもiPhone6でも・・・普通に使えますからね。
先進国で売るもんはもう限られている・・・
だから企業は途上国の市場を狙っているわけですよね。
途上国で、車やテレビやスマホを売りたいわけです。
でも・・・途上国でも売るもんが無くなったらどうするんでしょう?
何が言いたいかというと、
我々は今、
最高に飽和した世の中で生きているのであり、
今が
「経済の天井」である可能性がある!
ということです。
これから先の経済は・・・出来ても「現状維持」なのではないかと。
その証拠かどうかは分かりませんが、
日本もアメリカも欧州も長いトンネルから抜け出せず財政難に喘いでいます。
スマホ以上の新しい価値観を生み出さない限り、
これ以上の経済成長は難しいんじゃないかなぁ。
経済成長が難しい・・・
なのに少子高齢化が進んでいく。
これが今の日本が抱える根本的な問題でしょう。
人口が減らなければ需要も維持出来るのですが、
残念ながら日本の人口は減っていきます。
つまり、国内需要はジリジリと減っていくわけです。
というわけで、
今の日本企業に必要なのは
「イノベーション」(新しい価値観を持った商品の開発)、
日本政府に必要なのは
「少子化対策」だと思います。
株価だどうとか、為替がどうとか、
GDPがどうとか、GPIFがマイナス出したとか目先のことを言う前に・・・
将来の労働力・需要の確保の為に、
出生率の大幅改善をお願いしたいっす。
現時点で10兆円くらいつぎ込んで対策したら、結構どうにかなるんじゃないの?
それから、
日本企業には是非とも新しい価値観の創出・拡散をお願いしたいっす。
タケコプター・・・
は無理にしても(笑)、
水素自動車とかね。
是非、世界中に普及させて欲しいものです。
(問題は水素ステーションか・・・)
・・・
年金に関しては、
やっぱりアテにしちゃイカン!
と思います。なんせGPIFの50%が株式での運用ですから、超チャイナショックなんてのが起こった日には・・・5兆円どころか
50兆円くらい吹っ飛ぶかもしれませんよ。
今後の
私達の老後を担保するのは・・・
・貯金
・退職後の労働
・投資
・ネットで稼ぐ力
・子供に頼る
であると思われます。
貯金はいつか枯れますし、
退職後に肉体労働するのも勘弁っす。
色々と、ちゃんと考えておきたいっすね。
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