2017年3月14~15日に開催されたFOMCの結果、FRBより利上げが発表されました。さて、今後のドルはどうなる?年3回?年4回?ドル円は上がる?下がる?大きく影響するのはトランプ大統領の政策。法人減税やインフラ投資は?その財源は?国境税をその財源にするとドル高に?トランプ政権は帝国主義?
こんにちは!ブログ管理人の浅次郎です。
昨日のFOMCでは、予想通り利上げが発表されましたねー。
→
米FOMC、25bp利上げ:識者はこうみる
で、
チャートがどうなったかというと、
114円台後半で推移していたドル円は・・・
一気に113円まで下落。
「り、利上げなのにどうして?」
と思う方もいるでしょうけれども、
(普通に考えると、金利差が大きくなるためドルが買われる)
ブログやメルマガで何度も伝えていた通り、
すでに市場は「利上げ」を丸々と織り込んでおり、
焦点は
「今年の利上げの回数」(イエレン議長の発言内容)に移っていたからです。
で、
今回の発表は予定調和のままでありまして・・・「利上げ予定は年3回」のまま。
「材料出尽くし」のドル売りとなったわけです。
もし「年4回」を示唆するような発言があれば
「ドル高」だったかもしれませんけどね。
さて、
今後どうなるか?
ですが、
トランプ政権の出方によって大きく変わるわけですよ・・・
・法人税減税
・大型インフラ投資(財政投資)
の「期待感」によってNYダウは連日最高値を更新する盛況っぷり。
しかし、その「財源はどうすんの?」って問題があるのであり、
その財源を「国境調整税」で賄うというプランがあるんだそうな。
この件については、
ロイターのこちらのコラムが分かりやすいです。
→
トランプ帝国主義が招くドル高と中国衰退=武者陵司氏
こちらの理論によると、
・20%の国境調整税を課すとドルは25%上昇!
・今後10年間で毎年1200億ドルの税収増!
・この税収を元に法人減税やインフラ投資を行う!
と言ってますね。
なるほど、減税やインフラ投資の財源を「国境調整税」で賄うというわけ。
しかし、そうすると・・・
25%のドル高になる???
ドル円が仮に25%上昇したら・・・
113円×1.25=約141円
わおっ!
141円までドル円が上昇することになりますが、
(もちろん机上の空論です。そんな単純ではありません)
それではアメリカの「輸出企業」が大打撃を受けてしまいます。
そうなると・・・
好調なアメリカ経済が衰退していく可能性もあるし、
税収だって減ってしまうかもしれません。
つまり、このトランプウハウハ大作戦には大きな矛盾があるわけで、
なんか今の「株高」は、
期待過剰バブルのような気がしますね。
なので、
トランプ大統領は何か違う方法で、
アメリカの復興を目指すような気がしますよ。
そう。
「アメリカ帝国主義」の復活。
(軍事力や経済力を背景とした外交戦略)
これが一番手っ取り早いでしょう。
となると・・・
ココ数年の間に「戦争」が起こるやもしれませんよ。
「いやいや、そんな短絡的な」
と思ってる方もいると思いますが、
アメリカは10年周期で戦争おっぱじめる国です。
「北朝鮮」「イラン」「イスラム国」って分かりやすい標的もありますし、
「戦争で勝つ」のが最も簡単な国益増進法ですから。
為替から世界情勢を見るのも面白いですね。
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2017-03-16 14:31
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