2019年1月25日、ECB(欧州中央銀行)は主要制作金利を据え置き、現在の金利を少なくとも夏まで維持すると発表。そしてユーロ圏の経済成長に対するリスクは下向きであるとの認識を表明。金融緩和の出口はいつ?米中貿易戦争で世界経済の下振れリスクは今後大きくなる?
どもどもasajiroです。
昨日、ECBの政策金利発表が行われました。
政策金利は予定通りの現状維持だったんですけどね。
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ECB、成長リスク下向きに移行と認識 政策正常化遅延の公算
その中でドラギ総裁は、
「ユーロ圏の経済はイマイチ怪しい・・・」
といった発言をしたわけですよ。
まあ、英ブレグジットの「合意なき離脱」リスクもありますし、
怪しい噂がある銀行も多いですし・・・
イタリアやスペインやギリシャなどの南欧は相変わらず失業率高いし・・・
※
ヨーロッパの失業率ランキング
欧州は国によって経済状況がバラバラ。
フランスでも失業率9.4%なんだねー・・・
ECBとしては、
今後も難しい舵取りが続く感じみたいです。
で、この発言を受けて
ユーロは下落したわけですが、
いつになったら金融緩和の出口戦略に向かえるのか・・・
サッパリ見通しがつかない状態です。
これは日本もほぼ同じで。
金融緩和をしても全く物価は上昇せず、
そんなことはもう分かってるはずなのに、
「粘り力強く金融緩和を続ける」
とクロちゃんも言い続けてますよね。
これでいいのかどうか?
なんて私には分かりませんが、
仮に今、
世界的な経済不況が訪れたらどうなるか?
と考えると恐ろしいですね。
日銀もECBも打てる手は全くない状態ですから、
世界不況が来たら・・・どうすることも出来ません。
「まな板の鯉」となってピチピチ跳ねるだけです。
で・・・
今、世界経済的に
「大きな火種」を抱えているわけです。
言うまでもなく、それは
・米中貿易戦争
中国のあちこちで悲鳴が出始めておりまして。
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コラム:iPhone低迷、アジア供給網に「ひび割れ」波及も
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習主席が警鐘、中国共産党は「深刻な危機」に直面-景気減速を懸念か
これはいずれ・・・日本や欧州やアメリカ自身にも飛び火すると思われます。
しかし、この貿易戦争で妥協点を探るのは難しい。
なぜならこれは単なる「貿易摩擦」ではなく
「世界の覇権争い」だから。
何か起きるとしたら2019年か2020年か・・・
リーマンショックが起きたのが2008年。
そろそろ・・・って気がしない?
いつ何が引き鉄になって、何が起きても不思議なし。
そして、何かが起きた時には中央銀行に打つ手なし。
大きな損を出した時に、
銀行のせいにしたり、
大手ファンドのせいにしたり、
取引業者のせいにしたりするのは簡単です。
しかし、その前に、
自分に間違いがなかったか?
を考えるのが大事。
投資はすべて自己責任。
負けたのは、国のせいでも銀行のせいでも業者のせいでも相場のせいでもありません。
全部、自分のせい。
ですからね。
大負けして退場してからでは時すでに遅し。
情報収集を怠らず、
リスク管理・資金管理を徹底しましょう。
ではまた!
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