2019年4月5日、3月の米雇用統計が発表されます。先月予想より大幅に少ない2万人増だった雇用統計。過去5年2ヶ月連続で10万人を割るケースはほとんどなく、今回も雇用者数は無難に回復する予想となっているが・・・実際はどうなる?
どもどもasajiroです。
英ブレグジットどうなりますかねー。
→
英首相、EUに離脱期限の再延長要請へ 野党党首とも協議
なんかこのまま・・・
期限延長と離脱協定案の否決が繰り返されるような気がしますねー。
行き着く所は「合意なき離脱」・・・
となるような気がします。
これ、かなり現実的なリスクだと思いますが、
楽観視する向きが多く、
あまり市場は織り込んでないんですよ。
もしそうなった場合は
数百pips単位でポンドが動く可能性がありますので気をつけましょう。
さてと、
恒例の雇用統計予想。
まず・・・前回「2月米雇用統計」の結果は?
◎非農業部門雇用者数。予想:+18.1人→結果:
+2.0万人
◎民間雇用者数。予想:+17.0万人→結果:
+2.5万人
◎失業率。予想:3.9%→結果:
3.8%
前回雇用統計時のユーロドルのチャート。
前回雇用統計時のドル円のチャート。
予想より大幅マイナスで・・・
為替も大きくドル安になるかと思いきや、
あんまり動かなかった先月。
◆雇用統計とは?
米雇用統計では、失業率とNFP(非農業部門雇用者数:nonfarm payrollsの略)を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。
今回の「2019年2月米雇用統計」の予想。
◎非農業部門雇用者数:
+17.5万人
◎民間部門雇用者数:
+17.0万人
◎失業率:
3.8%
先月あれだけ少なかったんだが・・・無難な予想。
2015年
1月 +26万人
2月 +29万人
3月 +12万人
4月 +22万人
5月 +28万人
6月 +22万人
7月 +21万人
8月 +17万人
9月 +14万人
10月 +27.0万人
11月 +21.1万人
12月 +29.2万人
2016年
1月 +15.1万人
2月 +24.2万人
3月 +21.5万人
4月 +16.0万人
5月 +3.8万人
6月 +28.7万人
7月 +25.5万人
8月 +15.1万人
9月 +15.6万人
10月 +16.1万人
11月 +17.8万人
12月 +15.6万人
2017年
1月 +22.7万人
2月 +23.5万人
3月 +9.8万人
4月 +21.1万人
5月 +13.8万人
6月 +22.2万人
7月 +20.9万人
8月 +15.6万人
9月 -3.3万人
10月 +26.1万人
11月 +22.8万人
12月 +14.8万人
2018年
1月 +20.0万人
2月 +31.3万人
3月 +10.3万人
4月 +16.4万人
5月 +22.3万人
6月 +21.3万人
7月 +15.7万人
8月 +20.1万人
9月 +13.1万人
10月 +25.0万人
11月 +15.5万人
12月 +30.1万人
2019年
1月 +30.4万人
2月 +2.0万人
FRBが「利上げストップ」「資産縮小もストップ」を発表し、
アメリカ経済やばいんじゃね?
リセッション(景気後退)に入るんじゃね?
雇用市場は大丈夫なのかな?
という怪しい雰囲気が漂う中での今回の雇用統計。
先月の雇用者激減が一時的なものであれば全く問題ないのですが・・・
もし今月も「激減」ということになれば
市場に動揺が走るかもしれませんねー。
ま、過去の雇用統計を見ても(2015年以降)、
2ヶ月連続で10万人割れってのは一度もなく、
激減した次の月はかなり回復する傾向にあります。
ですが・・・
予想は「ドル安」。
としておきます。
今回雇用者数が増えない場合
「利下げ」が意識されることになりそうですし、
仮に予想通り回復したとしても
対して上下しないでしょうからねー。
ま、どうなるかなんてわかりませんが、
自動売買はストップでお願いしまっす。
3月の自動売買はちょいプラでしたが・・・
4月は頑張って欲しいですね。
ではまた!
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