2014年2月22日、ウクライナの最高議会でヤヌコビッチ大統領が解任され・・・事実上政権崩壊。
大統領は国外逃亡を試みるも国境警備隊に阻止され、現在は所在不明という。
これはクーデターなのか革命なのか?今後のウクライナ情勢に注意が必要です。
こんにちは!ブログ管理人asajiroです。
シドニーで行われていたG20ですが、
サプライズはなく、無事に終了したみたいですね。
「今後5年間で世界経済の成長率を2%幅超引き上げることをめざす」
という共同声明が発表されましたけど、果たしてどうなんですかね。
中国や新興国の景気減速もありますが・・・
なんだか全ての面につき「飽和」して来ているような気がするのですが。
一家に一台車があって、
スマホは当然のごとく一人一台、
PCが無い家庭・・・というのも今や珍しいでしょう。
狭い土地に人は群がり、
化石燃料はドカドカと消費され、
広大な面積のジャングルが毎日地上から消えています。
もはや、自国が成長するためには、
何かを食い潰すか、
他国を食らうか・・・
そんな時代になっていくような気がします。
・・・
さて、
前回、
ウクライナは世界一美人が多い国という話を
タラちゃんとタマの話をするかの如く、
呑気に書きましたが、
ウクライナ情勢がなんだかとんでもない事態になってきました。
ウクライナ情勢NEVERまとめ
詳しいことは複雑過ぎてよく分かりませんが、
要は、
「ロシアvs欧米」という図式。
ロシア側(東ウクライナ・ヤヌコビッチ大統領)
欧米側(西ウクライナ・ティモシェンコ氏)
欧米側はウクライナを西側に引っ張りたいようです。
財政破綻させるなり欧米資本を送り込むなどして・・・丸ごと欧米側に取り込みたい思惑。
EUに加盟させ、NATOにも加入させたい。
目的はもちろん対ロシア。
一方、ロシア側にとってもウクライナは重要です。
ガスパイプラインの通り道でありますし、安全保障上も西の最前線になるわけです。
具体的には・・・「東ウクライナ」を分離独立させたいようです。
東部はロシア系住民が多く、穀倉地帯であり地下資源も豊富。
要は「欧米とロシアの綱引き」。
領土争いですな。
これにウクライナの歴史的民族的な背景が加わります。
ウクライナ民族は基本反ロシアであるからして、
ヤヌコビッチ大統領陣営に対し激しいデモ、大統領選挙を求めていました(裏には欧米がいる)。
もちろん「地下資源豊富な東部も俺たちのもんや!」と言ってるわけです。
しかしし、ウクライナにはロシア系移民も沢山いるわけで(東部や南部)、
クリミア半島では「キエフ政府には従わない!」といって勝手に自治を始めたそうな。
こりゃ、内戦・・・分裂ということになるかもしれんですよ。
(ロシア側の思惑は分離独立)
争いの主たる原因は、
欧米とロシアの覇権争いと
東部の肥沃な穀倉地帯・豊富な地下資源。
ウクライナ民族は東部も含め丸ごとロシアから離れて欧米側に付きたい。
欧米もウクライナを是非とも取り込みたい。
しかし、それはロシアが許さん!という図式です。
度々大規模なデモが起こり、警官隊と激突!
死者の数は82人に達したわけです。
で、現在。
ヤヌコビッチ大統領は半ば強引に解任され国外逃亡を計るも叶わずに行方不明。
改めて5月25日に大統領選挙が行われます。
立候補を表明しているティモシェンコ氏はキエフでの演説で
「ウクライナは近くEUの一員になる」と宣言しており、
綱引きは欧米側が勝利したのか???
ロシアの反撃はあるのか???
という状態です。
なるほど・・・
いつの時代も、どの国も、争う理由は同じですね。
遠い国の話なので、右から左でしたが、なんとなく理解出来ました。
(すみません。民族的な話はもっと複雑かと思いますが)
問題はこれからどうなるかですね。
ウクライナの経済が破綻するようなら、
金融市場にも大きなインパクトになる可能性があります。
今後どうなるのか・・・
ある程度「予測」しておくことも大事だと思います。
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2014-02-24 16:59
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