毎月恒例の米雇用統計予想を。
こんにちは。asajiroです。
12月1日、日本の国債の格付けがワンランク落ちました。
→
日本国債、格下げ=増税先送りで財政再建「困難」―中韓下回る・米ムーディーズ
やはり、日本の財政再建には世界中が注目しているのでありますねえ。
ちなみに、
国債格付けランキングはこちら。
日本は24位、中国や韓国より下ってどーゆーこと???
日本の国債って信頼度めっちゃ高いと思いますけどねえ。
この「格付け会社」ってのも怪しいもんだわ・・・。
しかし、格下げにも関わらず国債価格の下落は限定的で・・・
10年物の国債金利もほとんど上昇しませんでした。
三井住友銀行マーケット情報より
為替は乱高下して円高に向かったのですが・・・
反転して、また円安に向かってますよ。
市場がどのような思惑なのかは・・・日経新聞の記事がわかりやすかったです。
→
国債格下げ、増税先送りに警鐘 金利への影響「限定的」
「再度の増税先送りはしない」
というのは国民に向けたアピールではなく、
「市場に向けたアピール」なわけです。
しかし・・・この「格付け会社による格下げ」はタイミング良すぎですね。
裏で手を回してるのか、阿吽の呼吸だったのかは分かりませんが、
総選挙の公示とほぼ同時だもんなあ。
これで
「再度先送りはしないよ!」の説明がしやすくなりましたよ。
まあ、増税先送りに関してはどの党も同じ結論みたいですけどね。
(私は、念のため景気条項を付けておいた方がいいと思いますが・・・)
さて、
今週は月初であります。重要指標が目白押しですよ~。
とりあえず恒例の雇用統計予想を。
まず・・・先月
「10月米雇用統計」の結果は?
◎非農業部門雇用者数。予想:+23.5万人→結果:+21.4万人
◎民間部門雇用者数。予想:+22.5万人→結果:+20.9万人
◎失業率。予想:5.9%→結果:5.8%
前回雇用統計時のユーロドルのチャート。
前回雇用統計時のドル円のチャート。
そうそう。前回は微妙に予想より悪い数字となったことから、
ドル安で反応。
しかし数字上のマイナスは大したことありませんでしたから動きは限定的でした。
その後・・・ドル円は119円まで来ましたよ。
どこまで行くんだいったい。
◆雇用統計とは?
米雇用統計では、失業率とNFP(非農業部門雇用者数:nonfarm payrollsの略)を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。
今回の「2014年11月米雇用統計」の予想。
◎非農業部門雇用者数:
+22.8万人
◎民間部門雇用者数:
+22.0万人
◎失業率:
5.8%
今回も前回同様20万人台の強気の予想。
いや・・・最近の数字からすると無難な予想とも取れるかな。
さて、
現在のドル円は、2007年以来の高値圏・・・さらなる天井攻め敢行中。
現在のユーロドルもまた底値圏で、ここ掘れワンワンザクザク状態。
近年稀に見るトレンド発生中であります。
んで、今回の雇用統計が
仮にドル高になるのとすれば、
ストップやら何やらを巻き込んでドル円は超上昇。
ユーロドルは超下落するわけです。
もちろん行って来いで戻ってくるかもしれませんが、
突き抜ける時はドーンと突き抜けちゃうかも。
120円の売りが厚く、
(120円の売り、121円の買いが厚いですね)
結構な抵抗があるかと思いますが、
抜けるとスコーンと行きそうな感じ。
そのことを想定しつつ観戦するなり、
勝負するなりしましょう(初心者にはオススメしません)。
さて、
前回は
見事にハズレたasajiro米雇用統計予想ですが、
ドル高になる。
と小さい声で予想しておきます。
悪くても20万人はキープするのではないかと。
(と、みんな思ってるので逆だと・・・)
しかし、このトレンド・・・いつまで続くのでしょうね?
終わりはいつか必ず来ますが、
それがいつになるかは決め付けない方がいいです。
ま、どっちにしても、重要指標発表時は
自動売買は停止。
木曜日にも重要指標が並んでるし、
早目に止めちゃってもいいと思いますよ~。
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asajiroのFX自動売買講座です。
2014-12-03 15:46
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