年明けから、中国発の株安、原油安から市場はリスクオフの流れになっており、今週1月28日～29日の日銀金融政策決定会合での追加緩和が期待されていますが・・・追加緩和が発表されたとして効果があるのでしょうか？黒田総裁の決断は？
こんにちは！ブログ管理人の浅次郎です。
年明け以降、
激しい相場が続いてますが・・・
負の連鎖は止まらないのか？
中国政府の買い支えも限界なのか？
今日、中国株がまたも大幅下落しています。
2016年1月26日、上海総合指数終値
節目だった2850（昨年8月26日につけた最安値）を抜け、2750まで急落。
ま、マジかぁぁ・・・。
キンペー頑張れよぉぉぉ！
お好み焼き回してる場合じゃねえぞぉぉぉ！
こりゃ明日も激動だな・・・。
そんな中、行われるのが、
1月26～27日 FOMC（連邦公開市場委員会）
1月28～29日 日銀政策決定会合
であります。
（非常に危険なので自動売買は止めておきましょう）
FOMCは
「利上げのペース」について、
日銀政策決定会合は
「追加緩和の是非」についてが焦点となります。
こんだけ円高株安となってるため、
「そろそろ追加緩和を！」
という市場の期待があるわけですよ。
実際、1月21日のドラギ総裁の「3月追加緩和するかも」発言で、
日経平均は急反発し941円の上昇。
またドル円も116円台から118円台まで急伸しました。
日銀にもその期待が大いにあるわけで、
安倍政権の中核である菅官房長官が
「具体的なことは日銀に委ねるけども、日銀もちゃんと見てるだろ」
という・・・「追加緩和」を示唆するような発言をしています。
また、昨年12月の「なんちゃって緩和」で市場の失望を招いたことも
現在の日銀の立場の弱い点。
あの時に実際に「追加緩和」を発動しておけば・・・
市場的に
超サプライズで効果満点だったのだけれども。
そう。
今、日銀に対する「追加緩和」の期待が高まってますが、
この状況で
「追加緩和」を発動しても効果薄なのでは？
と思います。
去年暮れのECBみたいに、
中途半端な内容だと逆効果にもなり得るタイミング。
さらに・・・仮に、日銀が追加緩和を行ったとしても、
今のリスクオフ相場の根底である、
・中国経済リスク
・原油安
が改善されるわけではありません。
一時的に円安・株高になったとしても、
ひとたび中国株が暴落すれば、追加緩和の効果パァ
になってしまう恐れがあるのです。
・・・と、
こんなことは当の黒田総裁とて承知の助でしょうから、
今回の追加緩和はスルーする！
と予想しておきます。
なぜなら、
クロダーはサプライズ好きだから！です（笑）。
（ジョーカーはまだ持っておくんじゃないかな？）
というわけで、
追加緩和スルーされた場合、
ある程度失望売りが入るのではないかなーと思っています。
ドル円はズキューンと下げるのではないかと。
もちろん、プレッシャーに負けて
「追加緩和」が発動するかもしれませんけどね～。
しっかし、
今の株安の状況を「アベノミクスの失敗」みたいに言ってる・・・
野党の人たちには驚かされますよ。
いや、どう考えても
株安の発信源は中国・原油安でしょ？
アベノミクスは関係なくないか？
どないせいって言うのよ（笑）。
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2016-01-26 17:14
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