2016年9月2日発表のアメリカ雇用統計予想です。先週のFRBイエレン議長の講演を受け、9月利上げ観測が高まる中、最重要指標の米雇用統計が発表されます。果たして9月利上げはあるのか?それとも従来通り12月利上げか?
こんにちは。ブログ管理人のasajiroです。
今年の、熊本の子供達の夏休みは短かったのですが、
(熊本地震の影響で)
宮崎の
シーガイア・フェニックスリゾートにショートバカンスに行ったり、
(ホテルに隣接するプールは人口砂浜付き、パラソル付きでオススメ。りんごジュース一杯600円、ビール一杯1000円だったけど。笑)
地元のプールに連れて行ったり、
劇団四季の「美女と野獣」を観に行ったりして、
楽しく過ごしてました。
この夏は、毎日2~3時起きのリオ五輪漬けでもありましたが・・・
4年後の東京五輪は、
もっともっと盛り上がること間違いなし。
ネットで副業をやってる方にとっては、
大きな大きなビジネスチャンスとなりますので、
今から仕込みをしておくことをオススメしますよ。
さて、
現実に戻りましょう。
8月米雇用統計の予想は・・・?
まず・・・「7月米雇用統計」の結果は?
◎非農業部門雇用者数。予想:+18.0万人→結果:
+25.5万人
◎民間雇用者数。予想:+17.0万人→結果:
+21.7万人
◎失業率。予想:4.8%→結果:
4.9%
前回雇用統計時のユーロドルのチャート。
前回雇用統計時のドル円のチャート。
結果にコミットするライザップかのように、
結果にコミットした雇用統計でした。
(数字が良い→ドル高)
2016年はずっと結果にコミットしない雇用統計だったんですけどねー。
◆雇用統計とは?
米雇用統計では、失業率とNFP(非農業部門雇用者数:nonfarm payrollsの略)を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。
今回の「2016年8月米雇用統計」の予想。
◎非農業部門雇用者数:
+18.0万人
◎民間部門雇用者数:
+17.5万人
◎失業率:
4.8%
強い数字が2ヶ月連続で続いてますが・・・
今回の予想もいつも通り無難なところ。
2015年
1月 +26万人
2月 +29万人
3月 +12万人
4月 +22万人
5月 +28万人
6月 +22万人
7月 +21万人
8月 +17万人
9月 +14万人
10月 +27.0万人
11月 +21.1万人
12月 +29.2万人
2016年
1月 +15.1万人
2月 +24.2万人
3月 +21.5万人
4月 +16.0万人
5月 +3.8万人
6月 +28.7万人
7月 +25.5万人
さて、
大きなポイントは、
先週の
イエレン議長の講演を受けて、
「利上げ観測が高まっている」
ことです。つまり、市場は「9月利上げ」をある程度織り込んでいるわけ。
先月までは「12月利上げ説」が有力でしたが、
ココに来てイエレン議長をはじめとしたお偉いさんの「利上げ」への言及が目立っています。
その状況下で発表される今回の雇用統計。
当然、
数字が良い→9月利上げ観測強まる→ドル高
数字が悪い→9月利上げ観測弱まる→ドル安
となります(結果にコミットすれば)。
しかし、すでに市場が「利上げを織り込んでいる」ので・・・
数字が良い→チョビっとドル高(円安)
数字が悪い→大幅にドル安(円高)
ということになるかもしれません。もちろん数字にもよりますが。
前回の記事でも書きましたが、
私は
「9月利上げはないんじゃね?」と思っています。
なぜなら、
・アメリカ経済が本当に良くなっているのか疑問。
・アメリカの基本戦略は「ドル安誘導」。
アメリカの経済界(製造業)が「ドル安(株高)」を望んでいる・・・
これは日本の経済界が「円安」を望んでいるのと同じような構図。しかもアメリカは「シェール革命」によってエネルギーを輸入する必要がなくなったからなー。むしろこれからエネルギーを輸出しようとするんじゃね?
このアメリカ経済界の求めに応じつつ、
利上げはジリジリと行いたい。
と、FRBが考えているのだとすれば、
「利上げを示唆しつつ、利上げしない」
「予定調和された12月に利上げを行う」
というのが最も有効な手段。
スルーされる度に失望のドル安になりますし、
予定通りの利上げは大きなドル高になりにくいです。
実際、昨年12月の利上げ決定後にどうなったかというと・・・
驚くべきことに、
そう大きなドル高にはならず・・・
(めっちゃドル高になると、私も思ってました)
(ドル高を見込んでドル円ロングを入れた人の多くは討ち死に)
2日後の「黒田バズーカ不発」を契機に、
ドル安トレンドになっているのです!
ドルは金融緩和の出口戦略へ、
円は金融緩和の真っ最中・・・なのに。
お見事ですなあ。
で、
今回の雇用統計がどうなるか予想しておくと・・・
数字が良くてドル高になる!
と予想しておきます。
もし、そうなれば、利上げ観測が強まり、
さらに「ドル高」が進むでしょう。
そこで・・・9月20~21日に行われるFOMCで、
「サプライズスルー」
が発動すれば、
急転直下激しくドル安円高になること間違いなし!
天井ショートでウハウハ!
なんて妄想を、
「ライザップでもリバウンドすんだろ!」
と疑いつつ実践するのも、
悪くないかなと思っています。
もちろん、雇用統計の数字が良くて、
素直に9月利上げ!って可能性もあると思います。
(利上げとなっても、素直にドル高になるのかどうか・・・昨年の例もあり、疑問符)
問題は「数字が悪かった場合」ですね。
この場合は、9月利上げ観測は大幅に後退しますので、
激しくドル安となるのではないかと思います。
個人的には、
・雇用統計前にサポラインに達したらショート。
・雇用統計後にドル高になったらチャンスを待ってショート。
で行こうかなと。
ドル円の
円高ラインは強烈ですからねー。
いずれにせよ、雇用統計時は自動売買早めストップ。
指標ハンターの方たち以外は観戦モードでお願いしまっす。
さて、どうなりますかね。
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