2018年8月3日、7月の米雇用統計が発表されます。最近は雇用統計で為替が大きく動くことはありませんが・・・日銀政策決定会合で「物価見通しの下方修正」があったばかりですし、8月1日にはFOMCが行われますし、今週はもう自動売買ストップでもいいかもですね。
ブログ管理人のasajiroですこんにちは。
先日の日銀政策決定会合では、事前に予想されていた通り、
「物価見通しの下方修正」
が発表され、
「長期金利の変動幅を広げる」
ということになりました。
→
<日銀>緩和継続を強調 物価見通し下方修正 決定会合
で、コチラの記事にある通り、
黒田日銀・・・
手詰まり感満載です。
→
政策運営、手詰まり感=物価に有効策打てず―日銀
さっさと「物価上昇目標2%」を取り下げたいんでしょうけどねー。
そうすると市場は物凄く反応するでしょうから
それは出来ないってわけでしょう。
5年間金融緩和やってきて達成出来ていないのに、
これから先も金融緩和を続けて達成出来るのかどうか?
無理だと思いますけどねえ。
どうするだ?黒田総裁?
さて、
今回の雇用統計の予想をしようっと。
まず・・・前回「6月米雇用統計」の結果は?
◎非農業部門雇用者数。予想:+20.0万人→結果:
+21.3万人
◎民間雇用者数。予想:+19.0万人→結果:
+20.2万人
◎失業率。予想:3.8%→結果:
4.0%
前回雇用統計時のユーロドルのチャート。
前回雇用統計時のドル円のチャート。
ユーロドルはドル安で反応しましたが、
ドル円はほとんど動きなし・・・
◆雇用統計とは?
米雇用統計では、失業率とNFP(非農業部門雇用者数:nonfarm payrollsの略)を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。
今回の「2018年7月米雇用統計」の予想。
◎非農業部門雇用者数:
+19.3万人
◎民間部門雇用者数:
+18.9万人
◎失業率:
3.9%
今回もいつも通り無難な予想。
2015年
1月 +26万人
2月 +29万人
3月 +12万人
4月 +22万人
5月 +28万人
6月 +22万人
7月 +21万人
8月 +17万人
9月 +14万人
10月 +27.0万人
11月 +21.1万人
12月 +29.2万人
2016年
1月 +15.1万人
2月 +24.2万人
3月 +21.5万人
4月 +16.0万人
5月 +3.8万人
6月 +28.7万人
7月 +25.5万人
8月 +15.1万人
9月 +15.6万人
10月 +16.1万人
11月 +17.8万人
12月 +15.6万人
2017年
1月 +22.7万人
2月 +23.5万人
3月 +9.8万人
4月 +21.1万人
5月 +13.8万人
6月 +22.2万人
7月 +20.9万人
8月 +15.6万人
9月 -3.3万人
10月 +26.1万人
11月 +22.8万人
12月 +14.8万人
2018年
1月 +20.0万人
2月 +31.3万人
3月 +10.3万人
4月 +16.4万人
5月 +22.3万人
6月 +21.3万人
最近はもう米雇用統計じゃほとんど動かないんだけどね。
日銀の「長期金利の変動幅容認」の発表があった後ですから・・・
今回は意外と反応があるかもしれませんね。
一応基本的なことを言っておくと、
金利の上昇(国債価格の下落)は、
円高要因となります。
もちろん、市場はそんなに単純ではありませんが、
(アメリカが出口戦略でドル高になったかというとそうでもない)
金融緩和の出口へ向かう場合は・・・厳しい「円高」との戦いとなるわけです。
(だから日銀は慎重にコトを進めている)
さて、
今回の雇用統計の予想は・・・・
ドル安(円高)になる!
と予想しておきます。
ま、今回も全然動かないかもですが(笑)。
ええと、8月の最重要経済指標は・・・
8月1日 FOMC
8月3日 米雇用統計
ECB政策金利発表はいつだろね。
雇用統計よりFOMCの方が危険やね。
もう・・・
今日から週末まで自動売買はストップでいいかも。
ではまた!
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