2018年12月1日、アルゼンチンで行われたG20(20カ国・地域首脳会合)にて、トランプ大統領と習近平国家主席が米中首脳会談を行いました。そこで、中国側が折れ、「2019年1月からの関税引き上げを90日感猶予する」ことになったんだそうですが・・・さて、これで為替はどう動く?
どもども。浅次郎です。
お、どうやら中国がちょっと折れたみたいっすね。
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米中が追加関税を見送り、通商問題を90日間協議へ
なるほど。
見た目は、
中国側が「譲歩した」感じですが、
単なる
「時間稼ぎ」である可能性の方が高い様に思いますね。
なぜなら、
2国間の通商問題(技術移転、知的財産問題・巨額な貿易不均衡)が
90日以内に解決するとは思えないからです。
解決するってことは、
中国がアメリカに屈する!
ということを意味するわけで、
聖帝・習近平としてはそれだけは出来ない。
しかし、何か対策を取らないと中国経済もヤバイ。
なので・・・
とりあえず時間稼ぎのためにその場しのぎの案を申し入れ、
トランプ大統領としては相手の立場を見透かしつつも、
中国側の出方を見つつ妥協に応じた感じでしょうか。
背景には、
中国経済の減速・・・があるかと思われます。
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焦点:貿易戦争で供給網に激震、中国脱出組が東南アジア争奪戦
これはアメリカの計画通りの流れ。
「世界の工場」としての中国を経済的に追い込むのが、
関税戦争の本当の目的(だと思う。笑)。
しかしまあ・・・
市場はこの「時間稼ぎ」を好感しそうですね。
これで米中貿易戦争が終結に向かうわけではないのですが、
「そういう方向に行くかも?」
という
期待感が滲む展開になると思われます。
つまり・・・
今後
「リスクオン」の円安・ドル安になるかもしれません。
ドル円はあんまり動かないかもですけどねー。
と言ってもまあ・・・
動いたとしても一時的なものだと思いますが。
とりあえず週明けの窓にはご注意を。
参考まで。
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次のページ(【12月7日発表】2018年11月米雇用統計予想。利上げ確実!)
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前のページ(米中貿易戦争の行方。トランプ大統領の独断ではない。)
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