2020年8月27日、FRB（米連邦準備理事会）はインフレ率が一時的に2％を超えることを容認し、長期的に平均２％の目標達成を目指すと発表。新型コロナ影響で低迷する経済と雇用を立て直すための施策。ゼロ金利政策を一定期間継続することになりそう。今後のトレンドはドル安？
どもどもasajiroです。
朝からチャートをチェックすると・・・
昨日の深夜にまあまあ大きな値動きが。
このせいで仕込んでいたユーロドルのロングが損切に掛かってしまったわけですが（笑）、
「あれ？昨日はなんか重要指標あったっけ？」
と思って調べてみると、
FRBパウエル議長の発言によるものだったようです。
→
ＦＲＢ、2％超のインフレ容認 新戦略公表 最大雇用に重点
これかー。新戦略公表の日だったのねー。
こういう時にTPも入れておけば良かったーと思うわけですが、
SL極浅・TPナシのホームラン狙いなんでしょうがないっすね。
で、パウエルさんが何を発表したかというと、
「物価より雇用を重視」
「2％を超えるインフレ期間を容認し、インフレ率が平均2％になるよう目指す」
簡単に言うと、
「新型コロナの影響で大変だから、ゼロ金利＋緩和政策を一定期間続けるぜ！」
ということ。基本的に市場はこの件について織り込んでいるわけだけど、
これを「明言」したことで市場が反応したわけですな。
ユーロドルは一旦ドル安で反応した後にイッテコイ。
ドル円も最初はドル安で反応したんだけど、
その後はドル高となって今は107円を目指す展開になってます。
こういう瞬間的な値動きは自動売買にとっても、裁量トレードにとっても厳しいもので。
実際、かなりのストップが刈られたんじゃないかと思います。
しかしこれで・・・
FRBは
「ゼロ金利、続けます」と高らかに宣言したことになりますね。
ココ1年・・・といった短い期間ではなく、
最低でも3～4年・・・といった長期間になりそう。
これが何を表すのか・・・
よくよく考えて、今後の
長期的な指針にすると良さそうですねー。
個人的には
「ドル安」だと見ていますが、
近々の問題は11月の大統領選ですねえ。
参考まで。
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